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処方箋

 物書きになりたいと思って、気がつけば20年くらい経っていました。中編小説を1篇書き、詩は数えたことがありませんが、数年投稿を続け、掲載されて評を得られたことは、創作を続けること以上の力をあたえていただきました。私には、できること得意なことがありません。勉強できない、部活やクラブに所属したこと、習い事をしたことが殆どない。社会にでて働いたことがない。
 生きているだけで、いいと聞くけれど、そんなことを言ってくれる人が、この世のどこにいるというのだろう。創作は、私が生きて人であるためのお薬なのかもしれません。結果が伴わないところは、やはり私は私なのだなあと思います。それでも性懲りもなく、今日も賞への夢を見ています。


人であることをやめたらオリオンになって世界を旅してみたい


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