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喫茶をひらくまで

自分で喫茶店を開くまで、喫茶店で働こうと思う。自宅からほど近い喫茶店で

お客さんはまばらで、お店もおおきくなく、けれど軒先の照明がきれいで、ぽんわりこころに灯りを灯してくれるような

強い志とか、集客率アップとか、回転率がどうとか
なんだろう、やはり違和感がある。
そもそもは、なんのためだったんだろう。

ただ珈琲が好きだから、とか、居場所を育みたいとか、それぞれの根っこにあったもの


けれどもその上に、それらは欠かせないことだ

喫茶店にも生活がある。最低限のお金がなければ生活はできないし、お店も開けない。居場所を作れない

だからわたしは本を読む。人と話す。こころをみる、愛したい
ぽかぽかぽかと、包んでいたい
ずっとずっと、包んでいたいのだ

しあわせであってね、みなさん。どうか
からだを温かく。

🪄✴︎

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