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☆ 窓からの眺めー師走のはじめ

 

 お家の窓からの景色を眺めています。
 黄色く染まった葉の大半が地面に落ち、伸びやかな裸の枝がくっきり見えます。木の後ろに隠れていた木や建物が姿をあらわしました。


 お日様の作る影やさしく、まだ掃かれていない落ち葉は、舞台の上に散った紙吹雪のようです。なめらかな枝が、青空に繊細なひびを入れている。やわらかな空が割れることはない。


 葉が落ちてゆくのは宇宙の順番、さらさら揺れながら地面に還ってゆく循環。

 冬の朝の気高さ、白い息と冷たい手。夜空に凍えた月。口に入れたら氷のように溶けるだろうか ☆☆☆


 



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