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○ 高校3年生の頃 ①

 
 高校3年生の時、通常の大学受験は無理、どうしようと姉に泣きついた。文系だとしてもテストの範囲が広大すぎる。塾に通う気もなく、到底できるとは思えなかった。
 勉強が得意な姉はこう言った。普通の受験をしないなら、推薦を受けなさい。学校のテストの点を上げる事と、小論文を毎朝国語の先生の机の上に置いて見てもらいなさいと。


 私の志望校に指定校推薦は無く、小論文と面接と内申点等で決まる『 一般推薦 』という枠があった。
 国際協力、援助関係の新書を読み漁り、国語の先生に小論文を書き直して何度も見てもらった。( 先生本当にありがとうございました。 )


 受験当日の小論文は、練習してきたものに近いタイトルで、面接もバックグラウンドを聞かれたり、かなりゆるかった。私は遅刻や欠席が少なくなかったのに、出欠席数を見ながら『 体調崩してたのかな 』と笑顔のゆるさだった。


 肩のちからが抜け、無事に合格した。ピンポイントに狙いを絞った受験だったが、やはり普通の受験勉強は無理だったと思う。いやはや、それに耐えられる精神力がなかったが、なんとかなって良かった。

 姉によく勉強を教えてもらったが、教えてもらっているのに『 わかんない!』と泣いて逆切れしていた、ごめんなさい ☆☆☆


 



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