☆ふたりのあいだにクッションを ①
先日の引っ越し準備作業中、旦那さんとの間に険悪なムードが流れた。
1つ目は前日に、互いのイメージしている段取りの大きな食い違いが分かった時。上手く説明できずに無言の期待を高めると爆発する。
口論になり飽和状態というか、にっちもさっちもいかない。
多分どちらも悪くないし、どちらも全面的に正しくない。どちらも謝った方がいいし、どちらも感謝しあうしかないというような。言葉だけがカラカラと空しく、とにかく窓をあけて部屋の空気を入れ換えなくては、というような。
ふたりだけの世界は行き詰まる。何度かこの景色をみた。どちらも間違っていることもある、勝敗はつかない。
「明日は引っ越しだし、ひとまずご近所へ挨拶に行こう。」
険悪なまま二人で家を出て、近所の方とひとことふたこと交わし、優しさをたくさんもらった。人のぬくもり、潤いを頂いたふたりは、水を含んだ花のようになった。
色んな人との交わりで救われる時がある。交わる濃度が薄くても、一瞬のぬくもりが人を救うことがある。
家に戻り、明日の本番のスケジュールを再確認し合い、もう口論する必要がないことがわかった。張りつめていたガスが抜けてよかったのだろう。
そのまま歩いてコンビニへ行き、明日引っ越しの人じゃないみたいに夜の散歩をした☆☆☆
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