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○ 『 母になる自信ない 』

 結婚してから何年もそう思っていた、自分の母への気持ちもこじらせていたし、どっしりと大きなお母さんになんてなれない、産まれた子をしあわせにする自信ない。

 なぜ自然に子ども欲しいと思えるのか、育てるのこわくないのか、みんなすごいなと言って笑われた事もある。


 40才を目前に想像妊娠事件を機に楽しくなり、私みたいなお母さんがいてもいいかもな〜と少しゆるんでいった。最後のチャンスかもと本能が自然妊娠に賭けたみたいだ。

 産後に助産師さんにマッサージをしてもらいながら『 お母さんになるの怖くて遅くなりました 』と言ったら、そうだよね、こわいよね、と解ってくれた。自分の思い通りにならないし、宇宙への信頼が試されるようで。

 実際母になってみて想像した通り間違ってなかった(まだなりたてだけど)。
 21トリソミーだった事で穏やかさなどの恩恵も受けつつ、あまり自分の人生と重ねて未来を想像できない、その事が私を楽にしている。この子の道は多分わたしの知らない道、そこに希望を持ちつつもっと力を抜けたら良いな。


 


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