☆ 引っ越しのおぼえがき

　近所に引っ越しをしました。生活圏もお仕事も変わらない、いつものスーパーでお買い物ができます。
　

　今回初めて、知り合いと家族の手を借りて自分達で作業をした。これまでの一人暮らしの引っ越しは、赤帽さんにお願いしていた。　


　二人分の荷物の多さに驚く。個人の物以外に、季節の布団、ガスコンロ、一人暮らしよりは大きな冷蔵庫など。段ボールにつめてもつめてもゴールが見えない。こまごました部屋の装飾品がやたら多かった。住んでいる人数や家の広さによって、荷物の量は変わってくるようだ。
　

　当日は雨。私は家の中からドアまで荷物を出し、外の男性達がどんどん運んでくれる。軽トラの動きに合わせて、私もほど近い新しい部屋へ行き、濡れた荷物をふいて部屋へ入れていく。


　何度かの往復ののち、元の部屋がすっかり空になった。空になった部屋で、買ったおむすびとお茶、三ツ矢サイダーで乾杯。引っ越しの時に部屋で食べるご飯は、いつも登山の山頂のようだ。全員汗だくで清々しい。

　
　当日からしばらくは、段ボール箱に囲まれた暮らし。とにかく寝る場所、食べる場所を確保する。普段の物が、普段の場所にないことで不安になる。料理などやることを思いきり減らし、自分を追い詰めないようにした。

　おかげさまで段々に落ち着いてきました。休み休みゆきます ☆☆☆