Redewendung des Tages 【今日のドイツ語慣用句】ein Armutszeugnis [für jemanden] sein
ein Armutszeugnis [für jemanden] sein
意味:
~の無能〈無策〉を証明するものである。
字義通りには「~のための貧困証明書である」
例文:
Es wäre ein Armutszeugnis, wenn wir das nicht verkraften könnten.(訳例:私たちがこれを自力で処理できなければ、それは無能の証明であろう)
Der Friedensvertrag von Versailles ist ein Monument der Kurzsichtigkeit und ein Armutszeugnis für die Weisheit der Alliierten.(訳例:ベルサイユ条約は近視眼的な記念碑であるとともに、連合国側の知恵が役に立たなかったことの証明だ)
解説:
Armutszeugnis とは本来貧困者が、今でいう生活保護のような貧困者救済を役所に申請すると発行された貧困証明書を指しています。それが比喩的に「無能の証明」として使われるようになったのは19世紀からです。現在では該当する証明書が存在しないため、もっぱら比喩的な意味で使用されます。
この比喩には、「貧困イコール無能」という価値観が根底にあるため、日常的に頻繁に使われる表現とはいえ、よくよく考えてみると、わりと苛烈で容赦ない言い回しかもしれません。
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