映画の感想「結婚」ディーン・フジオカ主演
結婚詐欺をテーマとした映画・・・。
パートナーに「楽しかった?」
と聞かれて・・・
「楽しいというか・・・、一種の余韻、余情が残るかな・・・」
夜うまく寝れなくて、ひとりで布団の中で携帯で見ていたせいか・・・
映画のシーンがモノトーンのような雰囲気をつよく感じて・・・
それが映画全体のグレー曇り空がかかっていて
どうか晴れそうで、晴れない・・・
心の闇のようなものを鋭く描がかれて
こころの糸をどこか引っ張れてるようなところが詰っている。
だまされる女性の共通点は結婚にあこがれや夢を描いていて・・・
それぞれの女性が何かコンプレックスをもっている
虚栄心
プライド
自信のなさ
満たされない何かをディーン・フジオカが演じる古海がウィットの聞いた言葉や甘い言葉と身体で満たしていく。
なぜ、結婚詐欺をするのか・・・。
それには・・・幼少期の母親との関係に・・・。
結婚詐欺をしながら
幸せな結婚しているという古海。
どこまでが幻で真実なのか
あわくはかない・・・
現実とのはざかい
自由なお金持ちの未亡人柊の言葉・・・
「はじまるまえにはおわりがくるの」
その言葉が映画のラストに・・・
響き渡る・・・。
個人的にはフランス映画っぽい印象・・・。
結末があるようでない・・・。
物語が終わらずに続いていて・・・
何かこころに問いかけてくる。
※直木賞作家の井上荒野による「結婚詐欺」を題材にした長編小説「結婚」をディーン・フジオカ主演により映画化したものだそうです。
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