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更年期は見えないつながりをつくる時

〇心は伝承される
心で感じていることは、遠い昔に見たもの、聞いたこと肌の感触やにおい、味など無意識の中に眠っていることが意識としてあらわれた現象です。
もし、母親が更年期にイライラと不機嫌で笑顔を失っていたなら…その光景は娘の記憶の中に入り込み、更年期が近づくたびに不安や恐怖の感情としてあらわれてくるでしょう。
イライラして怒鳴られた、話も聞いてくれなかった…。
受け入れてもらえない娘の感情と、失われた母の笑顔はその先の世代にまで影響し、代々同じ血の道をたどるのかも知れません。
女性は、生まれる前から波と渦の中で葛藤しています。無邪気で笑顔いっぱいだったあの頃は、優しくて強いお母さんがいるから何も怖くはなかった。
なのに------
苦しくて辛い症状や病気の原因は、必ず人間関係の中にあります。血が滞りやすい思春期は、母の存在があまりにも大きすぎると自己否定に陥り、母の優しさや笑顔さえも拒絶してしまいます。
感情というエネルギーは、行ったり来たりしながら波のように気づきを与え、渦に巻き込まれながら成長していきます。
心の奥底に眠るいのち…意の血は、男性と女性を超えた時に、私らしさを教えてくれる。
未来のために、幼い頃に失った笑顔を、一緒に取り戻しにいきましょう------



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