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百人一首💕

こんばんは、ルピナスです♣

百人一首を紹介するー
となると歌番号順とか
多いと思うんだけど、
まず入りやすいように
共感しやすい歌から
入った方がいいと思うし
一度面白いと思えば
他も見る気になるかもしれないから
恋の歌で私の好きなのから
紹介しまーす!

とういわけで今日は
「瀬をはやみ
 岩にせかるる
 滝川の
 
 われても末に
 あはむとぞ思ふ」

この歌は!
よく思いつくね!ってかんじ!
めっちゃ頭いい

意味は

川の中にある岩で流れが
別れてしまうけれど
もう一度合流するように
またあなたに会いたい

みたいな感じ!
頭よくない?!
よく思いつくよね?!

あと詠んだ人が崇徳院って人
なんだけど
名前の響きが好きなんだよね

ここから先はもう少し詳しい
歌の背景、とかだよ!

これの後に学生さん向けに
ちょこっと
文法もやるから見てね!
大したことは
やんないかもだけど!

ー ー ー ー ー ー ー ー 

この歌は元々「久安百首」
に載ってたものです

ゆきなやみ
岩にせかるる
谷川の
われても末に
会わんとぞ思ふ

という歌でした
なんかちょっとふわっとした
感じ?ですね

それから他の物でも
少し違う形で載ってたり
崇徳院のこだわりがわかります

その後、この強い決意、
のような形で完結されました

これには元歌があります
武烈天皇の歌なのですが

大太刀を
垂れ佩き立ちて
抜かずとも
末は足しても
遇はむとぞ思ふ

という歌です
これは腰の刀を抜かなくても
いつかは思い通りに会おう
(思い通りにしてみせる)

というなんとも勇ましい感じ!
ある女の人を巡って
やりとりをした歌、
なのですが

独立した歌としてみれば

昔は政治的対立などで
仲の良い者と離れ離れ、
なんてよくある話でした

そんな2人が
今は離れ離れに
なってしまっても
いつか再び会い
同じ道を歩んでいきたい、

ととることができます

武烈天皇の歌にはそんな
余情がみられます

ー ー ー ー ー ー

なんかこういうの聞くと
興味わかない?!
わくよね?!

そして文法↓

ー ー ー ー ー ー

瀬をはやみ、
ってちょっと
わかりにくいかな?
瀬、は浅く急な流れの川のこと

「~を…み」は「~が…なので」
と訳すよ

和歌で使われるちょっと
特殊なもので
~に名詞、…に形容詞が入る

だからこれは瀬、
川の流れが速いので…
みたいな感じになるね

ちなみに
「を」がなくなることもある!

難しいね!
頑張ろう!

ー ー ー ー ー ー

最後までご覧頂き
ありがとうございました!
長々と書いたけど
読みたい所だけ読む、
でOKなので!
またみてね!

出典

ねずさんの日本の心で読み解く百人一首
ちはやと覚える百人一首