#12 All Of A Sudden 2 突発性難聴になった話(続編)

大病・災害・事件・事故・大切な人の突然の死。「当たり前の日常は当たり前ではない」というのは、そういった悲劇が教えてくれる大事な教訓だ。「最後だとわかっていたなら」という詩は、10歳の息子を亡くしたアメリカ人の女性ノーマ・コーネット・マレックが綴った詩だ。9.11同時多発テロの追悼集会で朗読されて、大きな反響を呼んだ。この詩の一節をまずは引用したい。

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

あと、この「るびい」さんの書いているnoteも好きです。父親がバイクで事故に遭い、高次脳機能障害を患った経験が綴られています。必読です。(※るびいさんはSpoonで寝落ち配信や高次脳機能障害についての啓発活動なども行っている方です。ぜひリンクに飛んで関心を持った方は配信の方もどうぞ。)

「大病」というほどの病気ではないのかもしれませんが、今回の突発性難聴を経験して、「耳が聞こえて音楽を楽しめる当たり前の日常」の尊さを改めて噛み締めました。治療が予定以上に順調で、本来であれば5月1日に退院予定だったのが、4月27日には退院できるほどでした。現在でもステロイド剤の服用は続けていますが、もうそろそろ薬を飲む必要もなくなるとのことです。治療にあたっていただいた病院の医師・看護師の皆様や、Twitter等で励ましのお声掛けをしていただいた皆様には改めて感謝申し上げます。

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