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2019年YouTubeの規約更新について

ここ最近のYouTubeの規約変更と更新について、まとめてみました。YouTubeJapan公式のツイッターは宣伝が多いので、変更に関してはアメリカのYouTube公式Twitter を英語翻訳しながら見るのことをオススメします。


1 子ども向けチャンネル関連

コンテンツが子ども向けかどうかを判断する
https://support.google.com/youtube/answer/9528076?hl=ja

(参考リンク YouTubeヘルプ)

COPPA における FTC の指針では、以下の場合に子ども向けの動画とみなされます。
以下に記載する要素を踏まえ、主な視聴者として子どもを対象としている場合。
子どもを主な対象としていないものの、以下に記載する要素を踏まえ、子どもを対象としている場合
チャンネルや動画が子ども向けかどうかを判断する際は、以下のようなさまざまな要素を考慮してください。
動画のテーマ(例: 未就学児向けの教育コンテンツ)
子どもの視聴者を想定して制作された動画であるか、また実際に子どもが視聴しているか
動画に子役や子どものモデルが含まれているか
アニメや漫画の登場人物など、子どもの興味を引くキャラクター、有名人、おもちゃが動画に含まれているか
動画で使われている言葉や表現は、子どもが理解できることを想定しているか
芝居、簡単な曲やゲーム、早期教育など、子どもの興味を引くアクティビティが動画に含まれているか
子ども向けの曲、物語、詩が動画に含まれているか
動画の視聴者に関する経験的証拠など、動画の視聴者を特定する際に役立つその他の情報

YouTube.com の子供向けコンテンツに関して今後予定されている変更点(2020年1月あたり〜)https://support.google.com/youtube/answer/9383587?hl=ja

(参考リンク YouTubeヘルプ)


子ども向けのチャンネルにはパーソナライズド広告(オンラインのユーザーデータをもとに、より関連性の高い内容の広告をユーザーに表示)がつかなくなります。コメント機能や再生リストを使えなくなります。
子供向けコンテンツと分類されたコンテンツでは、分類したのがクリエイターなのか YouTube なのかを問わず、パーソナライズド広告の掲載を停止します。COPPA に従い、パーソナライズド広告(ユーザーが過去に Google の製品やサービスをどのように使用したかに基づいてターゲティングされる広告)を子供へ表示することは許可されません。
子供向けコンテンツでは、コメントなどの一部の機能が利用できなくなります。動画視聴ページでは、コメント機能を使用できなくなります。また、これらのコンテンツについて、ユーザーのチャンネル上の、高く評価した動画や低く評価した動画、登録チャンネル リストの中で公開できなくなります。つまり、視聴者が YouTube.com の子供向けコンテンツに対して行える操作は最小限になります。


背景には、米Googleおよびその傘下のYouTubeは、保護者の同意なしに子どもの個人情報を違法に収集したという米連邦取引委員会(FTC)とニューヨーク司法長官による申し立てを解決するために、1億7000万ドル(約180億円)の和解金を払ったという出来事があります。

以前には、子ども向けのチャンネルに卑猥なコメントをしたり関連動画に不適切な動画が出るなどの問題が起きています。有名YouTuberのMatts Whatltlsさんの指摘があり(Youtube is Facilitating the Sexual Exploitation of Children, and it's Being Monetized 「YouTubeはサイト上のペドフィリア(幼児・小児(一般に10歳以下)を対象とした性愛・性的嗜好のこと)をなくすための努力が足りない」)

ネスレや「ディズニー」などの有名企業がYouTubeへの広告を一時停止などが起こり、YouTubeは様々な対応に追われています。


2 2019年12月10日に新しい規約に更新

https://www.youtube.com/t/terms?preview=20191210#main

特に話題になり、議論をされているのがアカウントの停止に関してです 。

Mashable
https://mashable.com/article/youtube-new-terms-of-service-no-longer-commercially-viable/


広告売り上げが少ないチャンネルのアカウントを削除するという意味ではないか?という見方もあったがYouTubeは公式Twitterアカウントで、収益を上げていないアカウントを終了することはないとツイート。

YouTube公式Twitter

スクリーンショット 2019-11-14 16.57.09

ToSには、収益を上げていないアカウントを終了する新しい権利はありません。以前と同様に、YouTubeの特定の機能またはサービスの一部は、たとえば、それらが古くなっていたり使用率が低い場合、廃止される場合があります。これは、新しい方法で作成者/閲覧者に影響を与えません。


引き続き、更新を見ていきます。

YouTubeは広告主やスポンサーの撤退、社会からの声に敏感です。一部の迷惑YouTuberや、ユーザーの行為で様々な規約変更がこれからも行われるでしょう。


3 悪意のある表現に関するポリシー

https://support.google.com/youtube/answer/2801939?hl=ja

悪意のある表現は、YouTube では許可されていません。次のいずれかの特性に基づいて個人や集団に対する暴力や差別を助長するコンテンツは削除されます。
年齢
カースト
障がい
民族
性同一性
国籍
人種
在留資格
宗教
性別 / ジェンダー
性的指向
深刻な暴力的出来事の被害者とその親族
従軍経験

差別に関する項目に関しても、今年追加されました。

タレント・竹田恒泰氏らのYouTube公式チャンネルも閉鎖されています。

様々な規約変更はありますが、私自身としては、まっとうな表現と内容でチャンネルを運営していれば問題がないだろうという見解です。意図していなくても、勘違いされやすい話題は気をつけましょう。

子ども向けに関しても、全ての広告が停止されるわけでもないですし、クォリティが高い教育チャンネルにすれば活路はあるはずです。

私は、広告収入が目的のユーチューバーではなく、動画を通して「自分の想いや考え方を伝える」ことが目的なので、規約変更に翻弄されず、やるべきことを淡々と行動していこうと考えています。

今一度、あなたの目的は何か?を思い出してください。自営業者のためのYouTube集客を引き続き、私はプロデュースしていきます。

これからも、よろしくお願いします。          
                                 


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