思いがけない回復
病院での勤務時代には色々なケースに出くわした。
当時から様々な治療方法で施術を行っていたが、回復に驚いた方。
40代・女性、症状は強い腰痛。改善しなければ手術を勧められていた。当然のことながら本人は手術はしたくない、と。
ベッドから起きるのも介助をしてやっと。ベッドに座ったのは良いものの、車いすへの乗り移りでは腰痛が強く身体を起こすことが出来ない。つかまり立ちが少し出来るくらいで歩くことは出来ず。
骨盤・脊椎・頚椎など全体的に神経が活性化するように矯正を行う。基本的な治療では取り切れなかった反応も多く、腰椎では取りこぼしが無いように重点的に行う。
治療後、痛みはあるが一人で起きれて、一人で立つことも出来た。本人も「歩けそう」とのことで、両手で支えればそこそこ歩ける。
良くなる希望が見えれば、あとは良くなります。痛みがあるが改善しているので、どんどん励ましどんどん動いてもらう。翌日には歩行器、3~4日後には手放しで歩ける。
簡単に書きましたが、励ますのが大事。ネガティブ思考やストレスは痛みを増強することが分かっている。
もっと言うと、腰痛を作り出していた記憶も治療対象だった。痛みに対しての捉え方が問題だった。
・腰痛がまだ残っているからヘルニアが神経を圧迫している
と言う考えを
・横になっていれば何故痛くないのか?本当にヘルニアが神経を圧迫しているのが原因なのか・・・
と切り替える。
この方、スタスタ歩いて退院されました^^
良かった良かった^^
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