スポーツが十分に出来ない

先日ママさんバレーボールの練習に、身体のケアという形で参加してきた。


色々な症状でお困りの方が非常に多い。肩の痛みや足首の痛み、ケガの後遺症で恐る恐る復帰されている方など非常にバリエーションが豊富。


いくつか載せると

・数か月リハビリに通っていて肩の痛みが十分に取れていない。

症状が慢性化し始めているため、患部だけの治療ではおそらく足りないかもしれない。もしくは、アプローチしているところが根っこの問題では無い可能性がある。時間の都合上で少ししか診ることが出来なかったが、このような場合は脊柱への治療と反対側へも目を向ける必要がありそうだった。たぶん、棘上筋腱炎だと思われる。

治療後は明らかに筋出力は改善しているが、痛みの軽減はあまり無い。


・捻挫の後遺症で、十分に体重をかけきれない

治療の優先順位として、まずは姿勢の問題。そこをリセットしてから足の治療をした。第一選択として姿勢の治療をしたのがミソ(だと思う・・)。

不良姿勢だと、脳に適切な情報がフィードバックされない。だから、リセットをして適切な状態にした後で足に治療を行う必要があった。さらに、脳の機能低下している側も考慮してそのような治療の順番になった。

治療後は、痛みや可動域は随分と改善。体重をかけて足をひねっても痛みはさほど無さそうな様子。あとはバランストレーニングや筋出力を改善するような働きかけで良い方向に向かうだろうと思う。


・ここ最近で急に首が痛い

眼球運動が拙劣。検査をすると頚椎の片側だけが治療の刺激を要求していた。眼は基本的に首とセットで考えると良い。なので、眼の異常があれば首にも異常が生じる。

それと、受傷歴も加味する必要があった。そのような場合では、情報入力が軽減し脳に影響を与える。時間の都合上で、首にしか治療が出来なかったが痛みは相当軽減した様子。


それ以外にもあるが良い経験になった。スポーツを行っている方にもケアは必要だなあと改めて思った。パフォーマンスが向上するし、あとは怪我をしにくくなる。

それとスポーツは片側のみを特化して使うことが非常に多いため、身体の右と左で左右差が生じやすい。このような状態では身体は不安定になりやすい。

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