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意志ってなんなんだろうか?

こんにちは。

みかどです。

よく意志が強い選手はサッカーが上手くなるし活躍出来る、意志が弱い選手はサッカーが上手くても活躍できない。

意志って、心意気とか意欲とか「これをやると決めたら必ずやる人」みたいなイメージがあります。

意志が強い選手って何なんでしょうか?

意志に強いも弱いもない

意志が強い人っていうのは、何があっても信念を持って継続ができ、最後までやり遂げられる人ですよね。

でももし、目上の人や会社の上司、先生等に「意志を強く持て!」

って言われたら困るのは私だけですか?笑

何で困るかというと、すごく曖昧な表現ですよね!

曖昧ということは、見る人によって評価が変わってしまうということです。

ある人は意志が強い人だというけど、ある人は意志が弱いという。こんなことに振り回されたらたまったもんじゃないですよね笑

だから私は思うんです。意志という曖昧な表現で強い弱いという基準を作ること自体間違っていると。

こう考えると、意志に強いも弱いもないんじゃないかなって思います。

継続ができる人かどうかに変える

意志という言葉の代わりに"継続"という言葉は指導の現場でよく使います。

継続とは文字通り続けること、この言葉なら基準は明確ですよね。

私の継続の基準は、「毎日1分でも続けているかどうかです」(1分は大袈裟ですが、0と1は全然違います。)

意志が強い人=毎回続けられる人=継続出来る人

つまり同じことを言ってると私は思っています。

何かを続けるのに必要なのは環境

じゃあどうしたら続けられますか?とよく選手に聞かれます。


意志を持って取り組める人だと続けられると思いますが、大半の人間は意志だけでは継続することは難しいです。(私もそうです笑)

なので、全員に的確な答えを届けられるように私は"環境づくり"が一番必要です。と伝えています。

例えばですが、ボールを15分触らないとご飯が食べられないとか、お風呂に上がったあと10分ストレッチしないと大好きなゲームが出来ない‥

なんでもいいのですが、それをしないといけない環境を作ることが継続の一番の近道じゃないかと思います。

新しい習慣を取り入れることは、最初は苦しいですが1ヶ月毎日やってると、それをしないと気持ち悪くなってきます。笑

毎日歯を磨かなかったり、お風呂に入らないと気持ち悪いですよね!

そんな感覚まで持って行くことができれば苦しい気持ちもなく前向きに何かを継続することが出来るようになります。

最初の入り口なんてどうでもいいんです。なんでもそうですが続けることが出来れば道は開けてきます。

自己否定しない

文章で書いてるのは簡単ですが、実際はこんな上手くいかないですよね笑

すごいお腹減ってボール触ってないけどご飯食べちゃう時もあるし、お風呂上がりに昨日中途半端に終わったゲームが気になりすぎてストレッチせず手出しちゃうことはよくあります。

人間ですからしょうがありません。笑

ある日、完璧主義の選手がせっかく習慣に出来たことが、その日イレギュラーが起こりボールをさわれない日があったとのことですごく落ち込んでいました。

なんて自分は意志が弱い人間だ‥継続出来ない人間なんだ‥と。

気持ち分かります。でも継続が出来なかったときに一番してはいけないことは自己否定です!

なぜなら自己否定は、自分の成長を大きく妨げるからです!なんもいいことありません!

人が成長出来るときのほとんどが、

自分を大切にしているとき

です。自分には成功できる力がある!今は厳しい状況だけど自分ならやれる!という自己肯定や自尊心が人を成長させます。

周りの人は自分の人生に責任がないので好き勝手言ってきます笑

自分の人生の責任を取れるのは自分自身のみです!

そんな自分のことを自分だけは絶対に否定してはダメですよ!

そんな日は美味しいご飯を食べて、たっぷり寝て次の日から継続をつづけましょう!

まとめ

意志って曖昧だから、継続っていうわかりやすい表現のほうがいいのでは?というお話でした。

特に育成年代の選手に曖昧な表現や指示ってほんとよくないと思ってます。

まだ、考えが乏しいのに感覚で分かれって無茶です!

的確に分かりやすくどの選手も同じ受け取り方が出来るような指導が必要ですね!

みかど

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