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町はずれのラブホネーミング選手権

『電気消して』…私の好きな言葉です。


どうも私だ。

前回記事が真面目だったから埋め合わせという訳では無いのだ、そこは誤解してほしくない。


巷では桜の開花宣言が発表され、その上マスク着用も強制では無くなり…心身共に春を迎えたという感じの今日この頃である。

暖かくなると私のような変態が蠢き出す訳だが、何をもって変態と定義されるのか私は問いたい。


さて、昨年の話になるが動画を漁っていたところ「近畿〜西日本ラブホCM集」なる中高生が喜びそうな動画を発見、四十路の私は喜び勇んで再生を押した次第である。

「作り込んでるなー」という作品
「古臭さが却って艶やかだね」という作品
「ネタですかコレは」という作品

兎にも角にも個性的なCM集となって居るのだが、そのCMのみならずホテルの名前も個性的だから笑える。

私の中で面白いと思ったネーミングは『ホテル新幹線』だったりする。

「どゆこと?」と考えてしまうのだが、よくよく考えてみれば新幹線は駅(液)を飛ばすのでね…


町はずれで見掛けるラブホ、大抵が『ラブ』とか『イヴ』とか単純な英単語だったりする…そういうシンプルなネーミングの中にラブホというエッセンスが加わる事で、ただの英単語では無いエロスを感じるのは私だけだろうか。

その点で言うと上記の“おもしろネーミング”と言うのはかなり危険をはらんでる気もしなくもない。

入ってみたがホテル名がチラついて燃えない…意気消チンなんて事になったら部屋代の無駄である。

誰もが羨む程の素敵な彼氏に「勉強部屋に行かないか?」なんて言われてごらん、「一人で(マス)夏季講習でもしてろ」と言いたくなる筈だ。

ヘンテコネーミングでお互い笑い合えるのも愛の形かも知れないが…将来子供に「パパとママはな、◯◯で愛を確かめ合ったんだ」と堂々と言えるだろうか。

私は子供に「ママとgolfに行ったんだ」と言える自信がない。

ラブホのネーミングは難しい…突き詰めればキリが無いし、正解が無い。

ただ、これだけは分かる…時事ネタをネーミングにしてはいけない…今は最先端な言葉や物事もいずれ古くなってしまうからね。

『ホテルマリトッツォ』やら『ホテルタピオカミルクティー』、『ホテルモグモグタイム』など…反応してしまった時点でトシがバレるのだ。

そう考えるとやはり短い英単語の方がシンプルで良いのだろうか。

兎にも角にも今宵も何処かの町はずれのラブホでイカれた恋人たちが種蒔きに追われてるのだな、私はとても胸が熱いよ。

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