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しあわせはきみの顔

しあわせは 朝のお茶
静まり返ったリビングでひとりあたたまる 目覚めの儀式

しあわせは 春の風
冬のあいだ縮こまっていた素足を撫でる 七色の空気

しあわせは 街のざわめき
あぁ今日も誰かが 笑って生きているとわかる刹那

しあわせは 潮の香り
まるで魚だった頃を思い出すような 母なる海の郷愁

しあわせは 夜の空
都会であってさえ決して消えない 暗闇の懐深さ

しあわせは

しあわせは きみの顔
何千回と見たことのあるわたしの顔を 
それでも今日初めて出逢うかのように見つめる瞳

#詩 #しあわせ #365日のしあわせ

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