「イヤ」と言えるきみでいて

我が家の2歳7ヶ月児は、順調にイヤイヤ期を満喫している。恐れていたほどの暴虐ぶりではないし、そもそも自己主張できるようになった証拠だし、「イヤ」と言われれば、本人がその気になるまでできるだけ待つことにしている(そして、泣き顔もかわええのぅ、とニヤニヤ眺めていたりする。親バカ)。

とはいえ、である。とはいえ、ほとほと困ることもあって、そのひとつがオムツ替え拒否。まだまだオムツっ子の我が子、なぜかオムツ替えを嫌がる嫌がる。朝はここに着替えも加わって、一種の親子真剣勝負のようになっている。

先日の朝など、時間がなかったこともあって夫がオムツ替えを強行するも、「イヤーーー!!」「やめてーーー!!」と泣き叫ばれていた。状況によっては通報モノではないか。

でもなぁ、とも思う。でも、意にそぐわないことをされて、「イヤ」「やめて」って言えるってすごく大事なことじゃないか。オムツ替えや着替えって、ある意味体に触れる行為でもあるから、たとえ親相手であってもここで大声で「イヤ」って言えるのは、大事な気がする...。

先日、日経DUALのメルマガ(性教育特集を案内するメール)では、編集長によってこんなことが書かれていた。

仕事柄、国内外の小中学校の教育方針を目にしますが、最近感じたのは日本の道徳教育に「相手の立場になって行動しよう」というフレーズがとても多いことです。これは日本人の美徳で、思いやりや規律の基礎になる重要な考えではあります。しかし、「まず自分を大切にすること」という前提をなくしてしまうと、子どもが相手にNO!と言うことが難しくなるかもと感じました。 

「イヤー」「やめてー」を連呼する我が子と困り果てる夫に近づいて、目線を合わせる。

「○ちゃん、『やめて』って言えるのはいいことだよ。○ちゃんが嫌だと思ったら、『イヤ』って言っていいんだよ」

「はい」と殊勝な返事をする我が子に、でもオムツは替えないといけないから、ママがするね〜と言いながら、ささっと取り替える。

親や大人の言うことを何でもよく聞く子になってほしいわけじゃないし、自分の「Yes」「 No」を大切にしてほしい。でも、日々のお世話のなかでは親側の「Yes」に従わせることもどうしても必要で、そのあたりの塩梅が難しいなぁと思うのであった。

◇Special Thanks to ゆきこママ
本日のnoteはゆきこママご提供の1杯とともに書きました。

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(いつものカフェ、いつもの席)

30代後半から突如、看護師を目指し、いまでは現役看護師として働くかたわら、オリジナルの温活メソッドを提供したり、クラファンで絵本を作ったり、バーのママをしたり、ブレスレットを販売したり、なんかもう好き放題に輝いている女性です。笑 (褒めてるよ!)

こんなふうに人生を謳歌している先輩を見ると、未来が明るく見えてきますよね。ゆきこママ、いつも楽しく生きる姿を見せてくれてありがとう。

◇インターネットラジオ配信しました◇
毎回10分ほどの番組で、日々の幸福度アップのアイディアやちょっとした気分転換の時間をお届けしています。今回のトピックは「防衛的悲観主義」について。不安をエネルギーに変えて行動するタイプの方々のお話です。お聞き逃しなく!

#育児 #子育て #ポッドキャスト




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