【lunch】-【ミスティ】【2019年6月4日】

横須賀中央駅の雑居ビルの地下1階。
階段を少し降りた踊り場にあるウィンドウメニューが懐かしさを感じさせる。

更に降りると「ミスティ」のレトロな世界観。
タイムスリップしたような気分になる。

昔は紅茶専門店だったそうで、
前の店から引き継がれたと思われる歴史を感じられる店内。
10年ほど前からこの場所に移り、
今は2代目店主が営んでいるとのこと。

店内はテンポの良いJAZZが流れ、ランチを楽しむお客様で賑わっていた。
お店の真ん中に三角柱型の本棚があり、漫画が並んでいる。
よく見ると、店舗入り口にも雑誌棚があり、
お客様はみんな、棚から好きな本を取ってから席に着く。
このお店では、携帯の画面を見ている人の方が少なく、
皆、紙媒体の書籍を読んでいる。
なんだか温かさを感じた。

店内を見渡してみると、ピラフを食べている人が多い。
人気メニューなのか。
ただ、大盛り過ぎるのが気になり、私は焼うどんをオーダーしてみた。

どうやら、大盛りなのはピラフだけではないようで…
焼うどんも具沢山の大盛り気味で出てきた。
メニュー表に「大盛り＋300円」とあったけど、
果たしてどれ位の量で出てくるのか気になってしまう。

お食事を終えたお客様の多くは
食後の珈琲紅茶を飲みながら読書を楽しんでいる。
最近は食事が済んだらすぐに席を立たなければいけない雰囲気のお店も増えた気がするが、
ゆっくりと本が読める空間があるのは有難いと思った。

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