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日本に投げ銭文化はあるのか……

昨日、私ははじめてNOTEで投げ銭をいただいた。感銘を受けてくれた人がいて、それを投げ銭で表現してくれたのがとても嬉しかった。
NOTEでは投げ銭がシステムとして存在しても、そう簡単に、タダで読める文章にお金を払う人はいないだろうと思っていたし、今も、そう思っている(苦笑)。日本人は投げ銭するほどの余裕がないというか……確かに経済大国ではあるけれど、擦れ違った誰かに、「気にいった!」とお金を払う文化は風前の灯的という気がしている。

私の友人のミュージシャンは、投げ銭をもらって、それを資金にしながら世界93カ国を旅した。(今は日本が拠点)
彼曰く、「投げ銭が厳しいのはインドと日本」だそうである。楽曲の好みもあるのかもしれないが、それでも日本の街角で投げ銭をもらうのは難しいようだ。

2019年秋、リトアニアの街角。
彼は小一時間で3000円ほど稼いだ。
日本よりも経済的に豊かというわけではない。でも、街を楽しむ方法を知っているのか、時間的に余裕があるのか、小さなコインからユーロ札まで、通りがかった老若男女がギターケースに投げ銭してくれた。
楽曲は迫水秀樹くんのオリジナルで、日本語だから意味はわからないはず。でも、なぜか心が通じてしまうのが音楽である。
楽しいひと時をありがとうって気持ちを、投げ銭で表現する人々がいる街は、なんだか温かい。
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