見出し画像

スウェーデンの鉄道が結構”エモい”ので紹介してみた。 その1

私は最近、スウェーデン語と同時にスウェーデンの鉄道にハマっている。 多くの人はスウェーデンの鉄道と聞いてピンとくる人は少ないと思う。
しかしとても魅力的なので紹介したいと思います。

 ちなみにヘッド画像は「SJ AB」といういわゆるスウェーデン国鉄のロゴ。 とてもおしゃれで私好みのデザインです!

「SJ」は「Statens järnvägar」の略です。 「Statens」は「国家の」という意味で、「järnvägar」は「鉄道(複)」です。 
なので合わせると「国営鉄道とか国家鉄道」という意味になります。 最初の「S」はスウェーデンのSではないみたいです。
ちなみにABは「aktiebolag 株式会社」の略です。

今回は「SJ」ではなく、首都ストックホルム近郊の鉄道について述べていきたいと思います。

ストックホルムは言わずと知れたスウェーデンの首都です。 
位置はこの辺にあります。

Wikipediaより

さて、ストックホルムにはかなり緻密な交通網が入り混じっています。 

SL社より

地下鉄はスウェーデン語で『tunnelbana』と言います。 スウェーデンでは地下鉄は首都のストックホルムだけを走っています。
路線は3路線あり、『Röda 赤』『Blå 青』『Gröna 緑』と色ごとに分けられています。
日本で言うと横浜市営地下鉄みたいなものでしょうか。

車両は全路線共通みたいです。
 

地下鉄の他にも通勤電車も走っています。 (路線図の画像のピンクのラインがそうです)
スウェーデン語で通勤電車は『pendeltåg』と言います。

車両は現在、X60という車両だけみたいです。 ※上の画像の車両
この車両を見て一番びっくりしたのが東京首都圏もびっくり、12両編成で走ること。 6両+6両で走ります。
これだけ長いと多分通勤ラッシュもあまりないんでしょうね。

ストックホルムのメインの駅は『ストックホルム中央』ですが通勤電車の場合は『STOCKHOLM CITY』という地下駅になるみたいです。
この駅にはフルスクリーンのホームドアがついています。 東京メトロ南北線タイプのホームドアです。 
1日の利用客数は54800人(2022)です。

他にも『Roslagsbanan』と言う、近郊鉄道が走っています。 ※路線図の紫のライン
これがなかなかローカル+独特で良いんです。 日本の鉄道オタクの人たちも多分面白いと言ってくれると思います。 多分、、

まず面白いポイントその1はレールの幅が独特なこと。
891mmです。 俗に言うナローゲージでしょうか? とにかくレールの幅が狭いです。

2つ目はこれでかなりの高頻度運転を行なっていると言うところです。
時刻表を見てみると、日中は首都方面は1時間に一番多いところで10本も走っています。 ちなみに急行運転も行なっています。

そして最後にターミナル駅の『Stockholms östra station』もなかなか良いです。 首都の少し外れに位置しているので、下町感がかなり強くて良いです。
なんというか東急蒲田駅みたいな感じかな?

私はスウェーデンに住んでいるわけではないので、不正確な情報があるかもしれないです。 その時は伝えてくださると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?