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思い出す、ということ。

昨年の8月に書いた、春馬くんの記事にいいねをくださった方、ありがとうございます。

明日で1年ですね。なんだかとっても早くて。
以前と変わってしまった世の中で、なんとか過ごしてきました。

最近はそんなこと全くなかったのに、今日ふと、仕事の運転中に急に思い出してしまって、涙が出ました。
そういえば、あの日も週末で、私は週末の営業周りをしていて。休憩で止めたコンビニの駐車場で第一報を弟からのLINEで知りました。

今日も土曜日。私の仕事内容は変わっていなくて、あの日と同じ仕事中。そして、あの日もこんな風に暑かったな…と記憶も相まって、急に、込み上げてくるものがありました。

あの日から1年。本当に悲しい日々を過ごたけど、

いや、私は春馬くんの家族じゃないし。
友達じゃないし。
会ったこともないし。
そう思って、あまり人に話したり、落ち込む姿を見せないように、過ごしてきましたし、あのnoteを春馬くんの餞として書いて、気持ちの整理をつけたつもりでも、本当はまだ全然整理なんてできませんでした。忘れられていないです。名前を目にすることは多いし、家にはCDもエッセイもある。売れっ子だったから、出演作品も公開されてるもんね。
(ごめんね春ちゃん、まだ1つも見れてないや。)

でも、ありがたいことに、春馬くんが残してくれたものに、今は支えられています。

春馬くんが自分の好きなものだって私たちに教えてくれた曲。映画。人。

その全てをなぞりながら、この1年過ごしてきました。

その作品や人々を見ながら、春馬くんと想いを共有した気分になって、そんな時だけは少し、泣けてくるんだけど、なんか最後は笑えるような気持ちになっています。
好きだったもの、たくさん教えてくれて、ありがとう。その1つ1つに、励まされて、今日に至ります。

最初はただただ絶望してたけど、春ちゃんを感じるモノ達に助けられた修復期を経て、今は思い出にしていく時期に入ったのかなと思っています。
忘れなくていいんだなって、ある時から思えたのです。好きだったんだから無理に目を背けようとしないで、思い出していいんだって。

もちろんもう会えないのはわかってるのに、本当に会いたかった。好きだった作品の感想とか、お手紙でもコメントでも伝えたかった。私のことは全然知らなくていいから、ただ、あなたの演技もそれを創る人柄も、全部大好きだったことを伝えたかったのに、どうして今になってこんな風に書いているんだろう。

春馬くん。思い出すって、まだ、とっても辛いよ。
だけど、大好きな春ちゃんのことを考えていつまでも泣いてしまうのも辛いから、少しずつ、思い出にしていくね。

最近お友達に話を聞いてもらう機会があって、少し気持ちが整理できたと思ったので、1周忌の前日に、書いてみました。

読んで下った皆さま。
一緒に素敵な思い出にしていきましょう。
頑張らなくていいし、自分のペースで。

そして、やっぱり私が今、思うことは、
大事な人に伝えたい言葉は、今すぐ相手に伝えてください。
今度でいいや、はだめですよ。
恥ずかしくても照れくさくても、伝えたい相手がいることは本当に幸せで、あったかくて、贅沢なことです。

好き、ありがとう、愛してる。そして、ごめんね。

今すぐ、伝えましょう。

その人が思い出に、なる前に。


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