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先輩、元気な赤ちゃんを

入社して半年も経ち、だけども基本リモートなので、会社の人たちとは初対面のような空気感ですが、そんな中でもずーっと面倒を見てくれた先輩が来週から産休に入る。
妊婦さんと働くって、幸せだった。
隣で赤ちゃんが動いてる話や、少しずつ大きくなるお腹を眺めながら、先輩は私に手取り足取り仕事を教えてくれる。
同じポジションの5年先の先輩、17年くらい今の会社に勤める先輩。

先輩は私よりも10歳年上で、初産なのだ。
最近周りには35歳を過ぎてから出産する人が多くて、励まされるような驚くような悲しいような複雑な気持ちになる。

まだまだ頑張れるよ、だから働こう。とも、子供は早い方がいいよ、もう妙齢じゃない。とも言えるなんともハッキリとできない自分がいる。
結局は相手次第。結婚や妊娠はひとりじゃできないことなのだ。
頭ではわかってるのに、どうしたって焦ってしまう。

先輩は2月に妊娠して、10月まで働いて、12月が出産予定日。
妊娠から半年間も働くなんて、バイタリティがすごい。
わたしなら妊娠がわかった瞬間に休みモードに入っちゃいそうだ。

とはいえ、今日もこんな時間まで残業をしていた。
まだまだ私には色んなゆとりがなくて、そんな気配も遠い気がしちゃうな。
東京は怖いところです。
気づいたら1日が終わり、入社してから半年が経ち、今年がもう終わろうとして、わたしは32歳を残り半分ほどにしてる。

東京は怖いところです。

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