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自転車を塗装する
初めて買ったスポーツバイクといわれる自転車を、父に譲っていたがもう乗らないということで、返してもらった。塗装しなおして通勤車にすることにした。
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FeltのSR91というクロスバイク。電車以外の移動手段が欲しいと思っていて、スーパーカブのカタログを取り寄せていたが、なぜか自転車を買っていた。そして今に至る。
自転車用の塗装スプレーSprayBike
自転車の塗装というと、大きな塗装ブースと大量のスプレーが必要という印象があった。Spray Bikeという自転車用の塗料があるというので、どうなってもよいというつもりでトライしてみることに。
SilvertownとLight Blueという色を選んでみた。
塗装ブース
ちょうど洗濯機を買い替えたので、段ボールをもらっておいたりしたが、どうやってフレームを吊り下げるのかと考えた結果こういうタイプの布団干しにS字フックなどをつかって吊り下げることにした。
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塗料が飛散しないようにブルーシートで囲えばわりとしっかりとした塗装ブースができた。
![](https://assets.st-note.com/img/1655559583130-7U1Xnilv12.png)
下地作り
とりあえず、耐水ペーパーでやすり掛けし、塗料が乗りやすくした。全部ははがしていない。SprayBike公式はそのままでOKと言っているが、パーツクリーナーで脱脂して、ミッチャクロンを吹いてみる。気持ちの問題。
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いよいよ塗装
フォークから塗ることにした
スプレー塗装というと、離れたところからちょっとずつ塗るというイメージだが、かなり近い距離でもムラなく塗れすぐ乾く。すぐ乾くから距離を離すと粉体塗装のようになってしまうので思ってるより近づいたほうがきれいに仕上がる。また、ブルーシートについた塗装はザっと布で吹けばとれるので養生もガチガチにしなくても結構大丈夫。
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グレーのベース色をフォークとフレーム2回ずつ塗った。
ダムをイメージしてグレーのベース色に水色のスプラッシュを目論んでいたので、シーチキンの缶に水色スプレーを噴射して出し、筆にボトボトに浸して爪でピンとはじいて水しぶき状に模様をつけてみた。フォークからやって、結構うまくいったので、機嫌よくフレームに取り掛かったが、さっきよりうまくいかない。塗料の粘性がどんどん上がって、水しぶき状に飛ばなくなってきた。ラッカー薄め液を使おうと思ったら、在庫がなかった。仕方なく筆をブンブン振り落とし厚みのある水色の塗料の塊を投げつけるというような感じになってしまった。
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筆を振り落としてやったので、筋状になってしまい、ダムの水しぶき感とはちょっと違うようになってしまった。あと、水色がわりと薄くて目立たない。(通勤車なのでそのぐらいのほうが良いのかもしれない。)
あと、スプレーの時と違い、かたまり状の塗料は、周囲に付着すると取れない。
ロゴをつける
いろんなSprayBikeを使っているYoutubeを見ると、ロゴを入れる場合は、ロゴの色で塗る→ロゴ形状でマスク→ベース色を塗る→模様→マスクをはがす という順でやっていた。いきなり色を塗ってしまったのと、水滴に厚みが出てぼこぼこになってしまったので、水滴を避けるように小さなロゴを入れるしかなくなってしまった。無計画。
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クランクの塗料をはがす
チェーンリングは3枚だったのをシングル化することにした。クランクも変えるけど、黒い速そうな奴だったのと、結構傷もいっていたので、残っていた水色塗料を塗ってみた。
サンリオっぽくなった。
塗料はがし剤で水色塗料をはがしたが、もともとの黒は全く剥がれない。どうやらアルマイトらしい。
ネットで調べるとパイプユニッシュにつけるといいということだったので、ジップロック袋にパイプユニッシュを入れてみた。泡がでて、黒い汁が出てきた。ジップロックがとけることはなかったが、念のため、刺身の皿を敷いてみた。
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1時間ぐらいつけおいて出すと、もともとの黒ではないガサガサの焦げたような黒になっている。これはペーパーをかけるとすぐ落ちる。
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結果、美しいシルバーパーツに。
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完成
夫に組んでもらう。
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かごは、本当は別のをつけたかったが、欲しいやつの入手が難しそうだったので、しばらく今のを使ってから気が向いたら変える。
サドルはロードバイクをはじめて買ったときのものを夫が革を張り替えた。
感想
SprayBikeはとても良い。スプレーで塗る分には簡単にムラなくとてもきれいに塗れるし、1か月ぐらい乗ってみた限りでは、はげるようすもない。
スプラッシュのやり方はもう少しうまくできる方法がないかと思うが、またしばらく乗って再塗装すればよいと思う。というぐらい手軽。
通勤車としてはとても快適。通勤時間が短くなった。普通の服で乗っているので、結構お尻は痛い。
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