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作品の変遷を知る モンドリアン展

昨日、モンドリアン展に行ってきました。

美術館に行くことは好きだけれど、美術に関する知識が充分にあるか?と聞かれると、そうでもないなという状態でした。

そこで、今回は、美術史や1900年前後の美術について、YouTubeや本で事前に学習しておくことに。

結果、展示の解説をこれまでより深く理解して、作品に触れることができました。いつもより充実した時間を過ごすことができて本当によかったです。

モンドリアン展の序盤は、大枠を捉え、動きがあるように描かれた風景画を鑑賞。彼が日々の生活で見ていたであろう、牧地や工場が描かれています。写実主義のスタイルなんですかね。

その後は、色彩理論に則り、補色を多用して描かれた建物や女性の絵画がずらっと展示されていました。スーラやゴッホの作品から取り入れた点描の風景画も多くありました。

そして、ピカソらの提唱したキュビズムに影響された作品をじっくり観ました。

女性の肖像画。
どこの視点からそれぞれのパーツが描かれているのかまでは把握できませんでした。

でも、モデルの女性を生で見たとしたら、こんなに鼻は大きくならないでしょうし、胸の膨らみも顔くらいある状態にはならないだろう、こういう描き方がキュビズムかあと勉強になりました。

代表的な抽象画の作品も鑑賞し、モンドリアンがそこに行き着くまでの作品の移り変わりや歴史の流れを理解することができて良かったです。


今回の展示にはありませんでしたが、いつか下の広告に使われている女の子の絵画も観てみたいです。

こちら、ひとり旅に行ったときに撮った写真で、所蔵されている美術館には寄ることができず、いつか絶対足を運びたいなと思っています。

オレンジと水色の補色が使われているのが、すごく印象的です。現実とはかけ離れた色を使っているからこそ、一層魅力的に観えますね。


ワクチンを打って、コロナ感染者数も落ち着いたら、遠くへ美術館巡りしに行きたいな。

それまでは、また美術について、YouTubeを観て楽しんで学びたいと思います。


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