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2023.08.22 TOP BEAT CLUB にて Acoustic Pairs

2023.08.22 TOP BEAT CLUB にて
Acoustic Pairs

出演
The Songbards(Acoustic)
逸見亮太 & 齊藤雄介(the myeahns)
MR.PAN (THE NEATBEATS) & ダイヤ・ピアノ・サンタ

主にソングバーズの記録

会場は荻窪からしばらく歩いた場所にある
2階はレコード店
1階はBAR
地下が TOP BEAT CLUB
異国情緒あふれる会場だった

セットリストは公式から発表されています
The Songbardsのセトリ


セットリスト


01. Inner Lights
02. I’ve Just Seen a Face(cover)
03. フィラメント
04. シティーコラージュ
05. 優しい怪獣
06. Don’t Let Me Down(cover)
07. マジック
08. 太陽の憂鬱
EN ガーベラ


当日の案内と物販のお知らせ

開場まで併設のBARで待っていられる
お客さんの中には既にビールを召し上がっている方も

初めての場所なので、様子見に徹する
こういう場所で自然に料理とドリンクをたしなめる大人になれる日は、来世に任せよう

タイムスリップしたかのようなドア


開場



会場は壁にレンガが組み込まれたオシャレな空間
高い天井に余裕をもった客席

一つのテーブルに椅子が5、6脚
そのテーブルがステージ前に3つ、全体で3×3?3×2?で並んでる

お客さん、今日はとても少ないみたい
ステージ中央の最前列のテーブルにつく
仲間たちも集まり、そのテーブルがThe Songbardsファン4人だけのコロニーになった

この日、The Songbardsファンで見知ってた方は、自分以外で3人だけ
(認識できてないファンの方もいらしたかも知れません)

タイミングが悪かった
この日は世界的に有名なアーティストさんの公演があって、そちらに行った方も多かった

ステージにはギターと電子ピアノ
初めましてのアーティストさんが多いので、ちょっと緊張、かなりワクワク

おしゃれな会場
そのうちワンマンやってほしい


MR.PAN (THE NEATBEATS) & ダイヤ・ピアノ・サンタ



とにかく楽しいステージ
最後の方しか立てなかったけど、座って聴いてるのが勿体なかった
あれは会場の後ろで踊りまくりたい

PANさん、喋りがすごい達者
ずっと笑い通しだった

かと思えばカントリーの説明や曲の解説をしてくださる
それが教養高くて、勉強になる

カントリーの歌詞は実はドロドロしてるなんて、全然知りませんでした
明るい曲調から、てっきり明るい人生を歌っていると思いこんでました

燻し銀のような魅力をまとい、味のある声でカントリーを歌う
会場は紛れもなくアメリカ西部だった

一生懸命客席を盛り上げようとしてくださる工夫もすごい
とてもフレンドリー 

始まって間もなく、PANさん
「TOP BEAT CLUBに始めてきた人」
と呼びかけた
The Songbardsファン4人が座るテーブル、全員が手を挙げる
「チーム The Songbardsだね😊」
優しくおっしゃった

ダイヤ・ピアノ・サンタさんもすごかった
にこやかに歌い、軽く踊りながらピアノを弾く
エンターテイナーだった

PANさん、ライブハウスへの気配りも深い
食事やドリンクを勧めてらっしゃった

途中、客席にたこ焼きを食べる人をきいた
「粉、溶いといて」
「俺焼くわ」
アーティストさんがたこ焼き……初めて聞きました
フレンドリーだなぁ

楽しい時間、たちまち過ぎてしまった
PANさんが勧めてくださったし、何かいただこうかな?とバーカウンターへ

でも、すぐにステージに2人のアーティストさんが姿を現す
アコースティックだから、転換も早い様子
食事は諦めた
次、来るときがあったらキーマカレーを食べたいな🍛

逸見亮太 & 齊藤雄介(the myeahns)



癖のある歌声だった
なぜか忌野清志郎さんを思い出した
日常を歌う歌が多かった印象

The Songbardsのステージの様子


転換



メンバー皆さんがステージへ
機材を繋ぎ、音を出して調整
マイクテストもなさる

上野さんはアコースティックギター
松原さんはいつものエレキギター
岩田さんはカホンとシンバルとスネア

準備なさってるな……と思っていたら、おもむろにステージが始まった

ロッカーの隣には
イカした絵も飾られてる


The Songbardsのステージ


01. Inner Lights



松原さんのボーカルに、岩田さんがコーラスをつけてた
上野さんじゃない
3人のメンバー皆さんが歌える強さを感じた

岩田さん、右手と左手でカホンを叩く
右脚の踵を内側に動かし、カホンの右側面に打ちつけて脚でも鳴らしてる

全部、音が違う
たった一つの楽器なのに、こんなに多彩な音が出る
岩田さんもカホンもすごい

02. I’ve Just Seen a Face(cover)



ギターが歌う
最初、「デイジー」かと勘違いする

メンバー皆さん、脚がぴょこぴょこしてる
とてもかわいい
松原さんと上野さんの脚、シンクロしてるみたい

岩田さん、とても楽しそうな笑顔
満面の笑み
観てて幸せな気持ちになる

楽しい歌声
楽しい音楽
楽しそうなメンバー皆さん
とても素敵
とても楽しい

聴いてるだけで身体が揺れる
The Songbardsによるカバーはこちら
柴田さんも楽しそうにベースを弾いてる
何回観ても嬉しくなる


03. フィラメント



涙が出た
が、柴田さんの脱退が知らされてから初めて、こぼさなかった

意識を柴田さんに向けず、ステージのメンバー皆さんに向けた

今ここで音楽を届けてくださってる3人の青年
一生懸命にステージから音楽を届けようとしてらっしゃる方々に意識を向けないことが、とても失礼なことかも知れない、と思ったから

この日の客席はThe Songbardsファンが少なかったことも、理由の一つだったかも知れない

真剣なお顔でギターを弾く松原さん
小さく首を振ってらっしゃる
音楽を感じながら、想いは音色に込めて届けてくださってるように感じた

今までもずっと、こうして一つひとつ、丁寧に届けてきてくださっていたのだろう
それを耳でだけ受け取り、目は脳裏の柴田さんを観ていた

それでも良いと思うと同時に、ステージのメンバー皆さんを観てこなかった残念さも感じる

04. シティーコラージュ



松原さんがエレキギターをスタンドに掛ける
上野さんがアコースティックギターを松原さんに渡す

松原さん、受け取ったアコースティックギターの穴に手を入れ、何かしてる

上野さんに話しかける
上野さんが答える
松原さんが「わかった」というふうに小さく何回か頷く

松原さんがギターを弾き、岩田さんがカホンを叩く
松原さんの優しい歌声が心を優しく撫でる

上野さんのシェーカー、今回は無かった
上野さん、椅子に座って音楽に合わせて身体を揺らしてる

上野さんがとても心地良さそうで、心がホンワカする
松原さんの優しい歌声と上野さんの幸せそうな姿

とても幸せの空間

上野さん、何もすること無いのかな……?
と思っていたら、コーラスを歌われた
何となくホッとする

心を幸せで満たし、曲が終わる

上野さんが席を立ち、松原さんのところに行く
松原さんからアコースティックギターを受け取り、ご自身の席に行こうとなさる

岩田さんが上野さんの右腕に触れ、呼びとめる
ギターを指差し、何かおっしゃる

上野さん、笑顔で何かお答えになる
椅子に座った上野さんが、ギターの穴の中を確認なさる

ギターの中に、何か大切なものが入っているらしい🤔
もしかしたら、良い音を生む妖精かも知れない

05. 優しい怪獣



聴き慣れないイントロ
何の曲か、期待が膨らむ

岩田さんの美声がそっと届けられる
また聴ける喜びが湧き上がる

松原さんと上野さんがギターを弾く
岩田さんは歌いながらスネアをブラシで叩いてる

上野さん、歌ってた
岩田さんがボーカル歌うとき、上野さんもマイクが拾わない声で、一緒に歌ってた
上野さんも優しい怪獣がお好きなのだな、と嬉しくなる

岩田さんが描く世界、優しい

06. Don’t Let Me Down(cover)



上野さんが力強く歌う

ビートルズで聴くよりThe Songbardsで聴くほうがずっと多い
リハで何回も聴かせていただいて、私にはThe Songbardsの曲のように感じられる

2022年大忘年会のときのカバーはこちら
このとき柴田さんは新型コロナにかかり、いらっしゃらなかった
主に松原さんがベースを弾いてくださったけれど、この曲は松原さんと上野さんのツインギター


07. マジック



上野さんと松原さんの美しいハーモニーが客席を包む
客席に優しい魔法がかかる
岩田さんは上野さんを見つめながらカホンを叩く

松原さんの優しい歌声
上野さんの煌めく歌声
岩田さんのコーラス

ゆったりと曲に心を任せる心地良さ
この世界の良い部分だけを集めた空間
それがこの場所のように感じる

08. 太陽の憂鬱



「次が最後の曲です」
上野さんが残念な言葉を口にする
ずっとこの時間が続けば良いのに

アコースティックでも楽しさは変わらない
ギターが歌い、カホンがリズムを刻む
上野さんが楽しそうに歌う

松原さんも身体を揺すりながらギターを弾く
岩田さんは上野さんを見つめながら両手両脚で演奏しつつコーラスをつける

立って揺れたいな……
立って楽しんだら、また違う楽しみが広がるだろう
そんな気持ちになる

……お客さんが座ってる中で自分だけ立つのは勇気が要るし、ステージに近いと立ったら後ろのお客さんのジャマになるし
難しいけど😅

まぁ、楽しみ方は人それぞれ
その時の気持ち次第
人様に迷惑をかけずに自分の欲求も満たす道、見つかると良いな


岩田さんセット
これだけの楽器で岩田さんが
奏でる音楽
その幅広さに驚く


アンコール



アンコールの手拍子に応え、メンバー皆さんがステージに姿を見せてくださった

岩田さんが客席に向かって
「皆さん、時間は大丈夫ですか?」
聞いてくださった
思わず大きく頷く

岩田さん
会場の後ろの方(運営の方がいらっしゃるのかな?)に向かい
「一曲だけ、大丈夫ですか?」
人差し指を立てて確認なさる

どうやらOKだった模様

EN ガーベラ



ギターが嬉しそうに歌い出す
カホンも楽しそうにリズムを刻む
上野さんが人生の輝く瞬間を歌う

いつもアコースティックライブだと座って聞いてるけど、いつかガーベラのときに椅子から落ちる日がくると思う(笑)
楽しい曲だから、じっとしていられない

岩田さん、上野さんを見つめながらカホンを叩く
そのお顔には微笑みが浮かんでる

今日も良いライブだった
お客さんは少なかったけど、メンバー皆さんが楽しそうに音楽を届けてくださった

終演後



会場の後方で物販
松原さんが立ってくださった

ライブ後、片付けや物販があって、メンバー皆さん大忙しです
それでもいつも通り紳士的に対応してくださる
いつもより少ないお客さんなのに、しかも私のようなウザい客もいるのに、にこやかにお話してくださる

やっぱり松原さんはThe Songbardsの貴公子です
他者への優しさを忘れない
自然にノブレス・オブリージュの精神を発揮してくださる

いつもありがとうございます


物販に並んだグッズたち



物販を後にし、地下から階段を上がって一階に

PANさんがたこ焼き焼いてた
ファンの方々が列を作ってる

本当に焼いてる!……その姿に驚いた
すごくフレンドリーなお人柄みたい

また機会があったら、もう少し自由に楽しみたいと思った
PANさんのステージは座って聴くのはもったいなく感じたし、たこ焼きも食べてみたい

The Songbardsのアコースティックライブも、立って楽しむのも良いと思う
座ってじっくり味わうのも良いし、楽しみ方は無限大

ライブハウスを出て、駅まで4人で
滅多にこない街、新鮮な気持ち

The Songbardsの話をしているうちに15分の道程は終了
駅で別れ、それぞれ帰途についた

上野さんのギター


MC


※このようなお話が出た気がする、程度でお受け取りください
※MCのタイミングは忘れました
※いつのMCで何の話題だったかも忘れました

テンション上がる



上野さん
「僕たち、ビートルズが大好きで、キャバーン・クラブで演奏したことがあるくらい好きなんです」

「今日は会場入った瞬間からテンション上がりまくった小僧たちです」

上野さん、とっても嬉しそうなお顔
松原さんも岩田さんも、気のせいか嬉しそう

ライブ来て



・今日はアコースティックで3人体制です
・いつもはバンドで4人でやってます
・今日聴いて「良いな」と思ったら、明後日下北沢BASEMENTBARでバンドでやるので来てください
(このBASEMENTBARのライブが、またかっこよかった!!)

聞いてない



上野さん
「楽屋でも眞鍋さんが楽しい話をたくさん聴かせてくださって……」
「『ポール・マッカートニーが好きすぎて人生棒に振った男の話』が面白くて、これを聴けただけでも今日来て良かったと思いました(めちゃくちゃニコニコ)」

松原さん
「聞いてない……」

上野さん、松原さんを向く
「?」

松原さん
「僕たちしか聞いてない」

上野さん
「あ……」

松原さん、客席へのお心配り、どうもありがとうございます🥹
松原さん、いつも優しい……

上野さんが嬉しそうな様子を拝見できるのも嬉しいものです

そして……『ポール・マッカートニーが好きすぎて人生棒に振った男の話』とっても気になります!!

立つのもあり



上野さん
「アコースティックだから座ってるものと思ってましたけど、眞鍋さんのステージ見て、立って聴いてもらう……こういうのもありなんだと……」

「今から立ってくださいという訳ではないんですけど……そういうのも良いなと」

「立ってなくても、心の中ではしゃぎまくってください」
はしゃぎまくるという表現が可愛らしすぎる……上野さんかわいい😊

松原さんのギター


🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊



もう随分前と思いましたが、たった1ヶ月しか経ってない……
それだけ速く流されてしまうのだなぁ、と驚いています
バンドも良いけど、アコースティックも良いものです

下書きを途中で放り出し、ミックステープに掛かりきりになり、完成することのないレポート
やがて記憶も薄れ、記録したくても残ってない……そんな感じで書きかけのレポートが何通もあります

時間とエネルギーが無限なら、どれも記録しておきたいのですが……
とりあえず、かなり完成に近づいていたこれを仕上げ、アップできたことを喜ぼうと思います

こんな古い記録、読んでくださった方々、どうもありがとうございます


松原さんのエフェクター
いつものきっちり組まれたボードじゃない!!



上野さんのエフェクター
たった一つだけ
隣に落ちてるピックも味がある

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