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The end of their life. 114   古賀 政男

The end of their life. 114
 
古賀 政男(こが まさお)
(1904年11月18日-1978年7月25日)
作曲家、ギタリスト。
福岡県三潴郡田口村(現・大川市)生まれ。
 
中学3年生の時に兄からマンドリンをプレゼントされて音楽への道を志すようになる。
 
大学時代の1928年、旅先の宮城・青根温泉付近の山中で剃刀自殺を図る。失恋が理由ともいわれるが定かではない。友人の発見で未遂に終わり、そのときに見た蔵王の夕暮れから名曲『影を慕いて』の詩が浮かんだ。
 
1931年、藤山一郎と出会う。藤山一郎の歌で『酒は涙か溜息か』『丘を越えて』『影を慕いて』の3曲が発売され、以降近江俊郎が歌う『湯の町エレジー』や美空ひばりが歌う『柔』など多くのヒット曲を世に出す。作曲数は5000曲におよび。「古賀メロディー」として親しまれる。
 
やはり昭和を代表する作曲家・古関裕而との関係は2020年のNHK 連続テレビ小説「エール」でも描かれ、注目を集めた。
 
1978年7月25日、代々木の自宅で急性心不全により死去、享年73。死から10日後に作曲家として初めて国民栄誉賞を贈られた。 

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