The end of their life. 072 オーネット・コールマン
The end of their life. 072
オーネット・コールマン(Ornette Coleman)
(1930年3月19日-2015年6月11日)
アメリカのジャズ・サックス奏者。
アメリカ・テキサス州フォートワース生まれ。
フリー・ジャズの先駆者。
1959年に『The Shape of Jazz to Come』『Free Jazz: A Collective Improvisation』など前衛的で実験的な作品を発表し、一大旋風を巻き起こす。マイルス・デイヴィスやマックス・ローチからは批判されたものの、これによってアルバムタイトルのフリー・ジャズが新しいジャンル名になる。。
1970年代後半に「ハーモロディクス理論」という独自の理論を編み出す。1970年代後半からはモロッコのジャジューカ村のマスターと共演した『ミッドナイト・サンライズ』を録音・発表するなど、民族音楽のルーツを探究した。
1991年には映画『裸のランチ』(デヴィッド・クローネンバーグ監督)の音楽に参加。2001年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。2007年にはピューリッツァー賞、第49回グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞を受賞。
2015年6月11日、ニューヨークで心停止により死去。85歳。