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The end of their life. 129   クラウス・ノミ

The end of their life. 129
 
クラウス・ノミ(Klaus Nomi)
(1944年1月24日-1983年8月6日)
ドイツ出身のシンガー、パティシエ。
西ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州エッセン生まれ。
 
10代の頃にマリア・カラスなどのオペラやポップミュージックに影響を受け、オペラ歌手を志すもその望みはかなわず、菓子職人の道を選んだ。
 
ニューヨークではカウンター・テナーを学び、同時期にクラウス・ノミという芸名を与えられマンハッタンの地下劇場でライブ活動を行う。並外れたパフォーマンスと才能でニューヨークのアンダーグラウンド・シーンで認められるようになった。
 
1978年にデヴィッド・ボウイに見出され、ボウイのバックコーラスとしてパートナーのジョーイ・アリアスとともに抜擢され、「歌う菓子職人」として注目される。
 
1980年にシングル『Keysof Life』でレコード・デビュー。1982年にはセカンドアルバム『Simple Man』をリリース。しかしこの頃にはHIVに感染していた。
 
徐々に衰弱していき、同年末のドイツでのツアーを終えてニューヨークに戻った後の1983年8月6日夜、マンハッタンの病院でアリアスに看取られながら死亡。ノミの遺灰はニューヨークの街に撒かれた。
2005年、関係者などの証言などを集めたドキュメンタリー映画「ノミ・ソング」(The Nomi Song)が製作、上映され、再び注目を集めた。


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