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The end of their life. 119   レイ・ハラカミ

The end of their life. 119
 
レイ・ハラカミ(原神 玲)
(1970年12月10日-2011年7月27日)
ミュージシャン。
広島県広島市生まれ。
 
京都芸術短大(現・京都芸大)で伝説の音響デザイナー大野松雄の薫陶を受ける。
 
1996年、サブライム・レコーズからリリースされたKEN ISHIIの変名プロジェクトFlareのリミックスでデビュー。
 
新しい機材には目もくれず、ほとんどのパートで1996年に発売された旧式のMIDI音源のローランドSC-88Proしか使用しない。
 
2001年、『unrest.』『opa*q』に続くアルバム『red curb』で一気にブレイク。
 
その後、日本科学未来館プラネタリウムでの上映番組中の『暗やみの色』やCM、映画のサントラや、UA、くるりなどのプロデュースやリミックスなど自身の創作活動と並行して数多くの音源を残す。
 
京都の古い長屋の一室で生み出される電子音を駆使した美しく独創的なサウンドは幅広いリスナーの支持を集め、矢野顕子からもユネスコとは関係なく独断で「世界遺産」の認定を受けた。そして2007年に矢野顕子とレイ・ハラカミによるユニット、yanokamiとしてもデビューした。
 
2011年7月27日、脳出血のため急死。40歳。

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