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The end of their life. 006イーゴリ・ストラヴィンスキー

The end of their life.  006

イーゴリ・フョードロヴィチ・ストラヴィンスキー(И́горь Фёдорович Страви́нский)
(1882年6月17日-1971年4月6日)
ロシアの作曲家。
 
ロシアのかつての首都、サンクトペテルブルク近郊で生まれる。父はロシアを代表するバス歌手として有名だった。大学で音楽理論を学び、作曲家のリムスキー=コルサコフの個人授業で音楽を学ぶ。

ストラヴィンスキーの作品を聴いた音楽プロデューサーのセルゲイ・ディアギレフと親密になり、彼が主宰するバレエ団、バレエ・リュスのために『火の鳥』を作曲し、1910年にパリのオペラ座で初演。大成功する。

大学卒業後に幼なじみと結婚していたが、バレエ・リュスの踊り子やココ・シャネルと恋愛関係になるなど女性関係も盛んだった。
 
第一次世界大戦の混乱に巻き込まれつつも作曲を続け、スイスとパリを転々としフランス市民権を得るが、長女を結核で、さらに妻と母も失くし、フランスでの彼の評価も衰退していく。
 
ハーヴァード大学からの依頼で渡米し、講義を行いそのままアメリカに留まり活動を続ける。晩年はレコードを聴いて過ごし、1971年4月6日にニューヨークで死去。88歳だった。

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