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【我が子の為のお金の話】何を買えばいいの?NISAや投資運用 理屈がわかれば自分でわかる、超基礎を簡単に説明します

おばあちゃんにもそろそろNISAやってもらいと思うんですが、
多分口座設定したら「それで、どれ買えばいい?」って言われそうだな
と思いました。説明します。

みなさん、全財産いくら持ってますか?それってどこにありますか?多くのみなさんは銀行口座に入ってると思います。それって結構もったいないんですよ。

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1、実態の把握|銀行預金の年利

銀行ってあくまで民間企業ですよね。みなさんは企業にお金を貸付けてるオーナーってことです。その代わりに利息をもらえるはずです、みなさんは年利何%で預金されてるのでしょうか?ご存知ですか。
ゆうちょなら0.001%です年利、大手銀行(赤とか青とか)なら0.003%とかでしょうか、違ったらすいませんとにかくないみたいな年利です。


先ほどから年利と言っていますがこれはずっと複利の世界のお話です、複利の理論はこちらでご確認ください。



2、リスクを理解|銀行と国が破綻するってこと

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さて、銀行と国ってどっちが先に潰れるんでしょうか?
というか銀行って潰れますか?潰れます、多くの人が一斉に銀行やATMに駆けつけて預金を引き下ろしたりすると、もうお金を払えませんって言ってきたりします。え?そんなことあるの?と思いますが実際に日本でもちょくちょく起きます、それくらいの確率ですね。

こう見ると結構ありますね。

組織が破綻することをデフォルトって言います。この確率をデフォルト率って言いますね。日本ですら銀行のデフォルト率って意外と高いんだなってことです。じゃあ国は?日本が破綻する確率ってどれくらいでしょうか?

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このAとかBとかが「格付」というやつなんですが、Aが良くてCが悪いです、良いほどデフォルト率が下がります、ご興味がある方は調べてみてください。

これ以上説明するのは長くなるので割愛しますが、銀行の資産の3割くらいは国債で成り立ってます、つまり銀行も私たちと同じように国債を買ってみなさんから集めた資金を運用してるってことです。銀行よりは国の方が潰れにくそうですよね。

3、リターンの分析|利息の比較

じゃあそんな国にお金を貸すにはどうするか、国債を買えばいいわけです。日本とか、アメリカとか、どなたでも買えます。
今日本に10年間お金を貸すと年利何%になるかご存知ですか?これを「10年国債を買う」と言います。日本の場合、年利0.1%みたいです。

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アメリカは年利1.62%ですね、海外は「為替」も関わってきますがまあ今は無視で大丈夫です。

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アメリカって破綻するんですか?笑 多分絶対しないです、なんでみなさん銀行に預金してるんですか? 預金するくらいならアメリカ国債とか買ったほうがいいですよ(今丁度高くなってるタイミングですが)。日本でもいいです、それでも預金の100倍なんで。ほんとにあったローリスクハイリターンです、不思議な現象ですね。これにもちゃんと訳があります、50年前は銀行に預けておけば年利5%以上でちゃんと運用になったからです。じゃあなんで今はそんなに低いの?ってなると思うんですけど、長くなるのでこれも割愛します。

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この金利は学資保険や生命保険の利息とも比較できますのでぜひしてみてください。多少損をしても解約するという方法もありますので、すでに期間に縛りのある契約をお持ちの方もぜひインスタTwitterからDMご相談ください。ママ達を手助けする仕事始めました!

結局、何に投資すれば良いのか

何が言いたいかっていうと、超低金利で銀行預金するくらいなら国債買っておいたほうが100倍利回りがよいです。どの商品かは問題ではありません、預金よりはマシだということです。

ところでこの記事は、国債が一番いい!って言うことではありません。こちらでも触れてますが、低金利なんで勿体無いと思います。

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どの商品を買えば儲かるとか、損しないとか今ならお得ですとか、これは絶対値上がりしますとか言う大人たちに騙されないでください。そういう投資は一つもありません。国債買うのも銀行に預金するのも同じことです、銀行も破綻するんですから。

資産をどう分散させるかという問題が大事なんです、私も資産のざっと2、3割くらいは国債です。結構保守的ですか? だって安心じゃないですか、銀行預金より利回りがいいし。

投資をする時にはそれが何か理解してからでないとダメです、
なので何を買えば良いのかわからないという方向けに、
投資の初歩として「国債」が何物なのかをご説明しました。




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