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FC東京 2020年シーズン選手紹介


皆様こんにちは、miisaです。

私たちの日常が失われてから約4ヵ月———。
今までと全く同じとはいかないけれど、やっと。Jリーグのある週末が戻ってきました。

ということで。リーグ再開に向けて改めて、今シーズンFC東京に所属する選手たちについて書いてみました。2020年6月現在の最新版です。ちなみに筆者の独断と偏見もりもりですので、ご了承の上ご覧ください。

それでは、2020 F.C.TOKYO LINEUP !


◆ GOAL KEEPER ◆

1 児玉剛 TSUYOSHI KODAMA

・1987年12月28日生まれ 32歳
 ・前所属:モンテディオ山形
 ・2019年加入

中断期間中にYouTubeデビューし、おそらく東京の選手で最もたくさんのことを自ら発信している選手。さらに、zoomを使ってサポとのミーティングを開催してたり。子供服作ってたり。誰とでもすんなり打ち解けることができるコミュ力を持ち合わせていて、サッカー選手じゃなかったらバリバリ起業してそうなタイプ。
家族との時間を大切にしている良きパパでもある。お子ちゃまも激カワ。
東京GK陣の中では一番小柄。昨シーズン、トップチームでは天皇杯のみの出場だったけれど、ダマさん在りきの林くんの安定感だったように思う。若い選手のお手本になれるような良き兄貴分。
練習後にファンサしてもらうと、めちゃくちゃイイ香りします。香水のせい。


13 波多野豪 GO HATANO

・1998年5月25日生まれ 22歳 
・前所属:FC東京U-18 
・2017年トップチーム昇格

味スタでの試合後、監督インタビューの後ろで「バモー!」って騒がしい声が聞こえてきたら大体この人が犯人。若手ながらチームに欠かせないムードメーカーであり、間違いなく盛り上げ隊長に就任している。彼がいるだけで場が賑やかになる。先輩にも可愛がられる憎めないキャラ。トップ昇格から4年経った今でも、積極的に一発芸を披露したがる。なぜか優等生タイプが集まりやすい東京には珍しいタイプの選手。
チーム内で一番背が高い、恵まれた体格の持ち主。トップチーム一本での総力戦になる今シーズンは、セカンドGKの位置を掴めるかどうかの勝負の一年になりそう。
一緒に写真を撮ると、何もお願いしていないのに変顔で写ってたりします。


33 林彰洋 AKIHIRO HAYASHI

・1987年5月7日生まれ 33歳
・前所属:サガン鳥栖
・2017年加入
★2019 Jリーグベストイレブン選出

FC東京の現在の「絶対的な守護神」。
昨シーズンに限らず、林くんがストップしていなければ勝てなかった試合は数知れず。代表クラスながら、東京に来てからの4年間でもなお進化をしている凄腕GK。択生さんから習得したダイナミックな片手パンチングが最高にカッコいい。
この中断期間にnoteを開設しGKとしてのアウトプットにも挑戦している他、スイーツ作りにも目覚め、パティシエGKとも呼ばれている。同い年のモリゲくんの誕生日にはティラミスを手作りし、本人に直接届けたというイケメンエピソード有り。とても個性的なセンスの持ち主で、私服がめちゃオシャレ上級者。トレードマークは丸眼鏡。
奥さまがとても美人さんです。


41 野澤大志ブランドン TAISHI BRANDON NOZAWA

・2002年12月25日生まれ 18歳
・前所属:FC東京U-18
☆2020年トップチーム昇格

ユースチームからの昇格トリオのひとり。
昨シーズンからのU-23での活躍が認められ、今季晴れてトップチーム昇格となった、沖縄出身の若きイケメンGK。名前のインパクトから「ブランドン」と呼んでしまいがちだが、本人は「タイシ」と呼んでほしいそう。若手の中では定番のいじられキャラっぽい。国頭キャンプでの食事会で、ソロで熱唱できるハートの持ち主。
思わぬ形で今季からU-23が消滅してしまったので、ものすごいメンバーと1つのポジションを争うことになるのだが、超過密日程ゆえに出場機会は必ず来ると信じている。その為の準備がしっかりとできる選手。期待大!


◆ DEFENDER ◆

2 室屋成 SEI MUROYA

・1994年4月5日生まれ 26歳
・前所属:明治大学
・2016年加入
★2019 Jリーグベストイレブン選出

6年前、大学のサッカー部を早期引退しプロの世界に飛び込んだ青年は今やFC東京には欠かせない「不動の右SB」となった。ここ数年のオフシーズンには海外移籍の噂も絶えない。そんな周りの喧騒も、当の本人はどこ吹く風といった様子。マイペースに自分なりの角度で物事と向き合うタイプ。まず自分が楽しんでプレーして、観ている人にも楽しんでもらうのが昨年後半あたりからのテーマのよう。結婚して父親にもなったが目立った変化はあまりなく、良い意味でブレない強さがある。
あの顔で関西弁を話すというギャップ。そして手がめちゃくちゃ綺麗。とにかく綺麗。スローインの際はぜひ注目を。
試合になると熱くなりすぎて、だんじり魂を発揮してしまうのが玉にきず。そんな成も嫌いじゃないけど…ほどほどに。大事な試合には居てください。


3 森重真人 MASATO MORISHIGE

・1987年5月21日生まれ 33歳
・前所属:大分トリニータ
・2010年加入
★2019 Jリーグベストイレブン選出

長きにわたってFC東京のディフェンスラインを支えてきた大黒柱。
数年前のキャプテンマークを巻いていた頃に比べると、昨シーズンあたりから本当によく笑顔を見せるようになった。SNSの更新も増えた。ずっと抱えていた怪我から解放されたほかに、何か精神的な変化がいい方向に作用したのは誰が見ても明らかなのだが、単純にモリゲが笑っているとコチラも嬉しい。えくぼ最高。どうかそのままで。
対サポーターだけでなく、モリゲが楽しくプレーしているとおそらく周りの選手もみんな楽しい。そんな影響力がある選手。今まで内に秘め続けてきた優勝への気持ちもシンプルに口に出すようになった。
あの約束はまだ生きている。モリゲと一緒に優勝して、シャーがしたい!


4 渡辺剛 TSUYOSHI WATANABE

・1997年2月5日生まれ 23歳
・前所属:中央大学
・2019年加入

ルーキーイヤーだった昨シーズン、突然目の前に転がってきたチャンスを見事つかみ取り、モリゲの相棒として一年を戦い抜いた。FC東京のエアバトラーといえば、もうこの人しかいない。本当にすごい跳ぶ。びっくりするくらい跳ぶ。東京の選手らしく、真面目な優等生タイプ。アカデミー出身ゆえにチームへの想いは強く、サポーターの熱にもしっかり呼応してくれる。
今シーズンから背番号を4に変更し、さらに躍動してくれる予感。チームへの貢献だけでなく五輪代表から日本代表へと、応援しているコチラも一緒に夢を追える選手。
ファンサもすごく丁寧で、あれは間違いなく年上ホイホイです。


5 丹羽大輝 DAIKI NIWA

・1986年1月16日生まれ 34歳
・前所属:サンフレッチェ広島
・2018年夏加入

昨年J1での出場はなかったものの、U-23にOA枠で加わり若手と一緒に奮闘。そのおかげで若手軍団との距離感はなかり縮まっているように見える。チーム内では明るいムードメーカーで良い兄貴分。本人もそんなポジションをしっかりと受け止めて、そう振舞うことが出来る大人の男。余裕のある大人の男ゆえに若い女性ファンも実に多い。女子高生キラー。
もちろん監督からの信頼も厚い。経験値も高く、彼と一緒に練習できる環境があることが他の選手たちにとってプラスになっているのは間違いない。ACLとリーグが過密日程で並行する今シーズンは、丹羽ちゃんの経験が絶対に必要なはず。華麗にスポンサー看板を飛び越えて、喜びを爆発させる丹羽ちゃんが早く見たい!


6 小川諒也 RYOYA OGAWA

・1996年11月24日生まれ 23歳
・前所属:流通経済大学付属柏高等学校
・2015年加入

今シーズンから背番号を6に。ずっと追い続けてきた先輩の背負った番号とポジションを、ついに自分のものにした。チーム在籍6年。もうチーム内では中堅であるけれど、まだ23歳。高卒後から今まで、若くしてたくさんのプレッシャーと戦ってきたことは容易に想像できる。見た目や言動からチャラついて見られることも多いけれど、外からは見えないような努力や経験を積み重ねてきた選手。ポテンシャルや身体能力も相当に高い。今まではプレーにムラがありそれがマイナスに作用することもあったが、昨年は安定したパフォーマンスを維持していた。
負けん気の強さもピカイチ。中堅としてこれからどう伸びるのか、とても楽しみな選手。代表も夢ではない。
プライベートではとにかく安全運転でお願いします…!


22 中村拓海 TAKUMI NAKAMURA

・2001年3月16日生まれ 19歳
・前所属:東福岡高校
・2019年加入

羽生スカウトが福岡から連れてきた、若き攻撃的右SB。
感覚でというよりは、試合の中でしっかりと考えて見極めてボールを操れるクレバーなタイプ。サッカーIQは高め。足も速い。テクニックもあり、しっかりとボールを保持できる貴重なSBの選手。これからプロの中で経験を積んで、どう化けていくのかが非常に楽しみ。
昨シーズンはトップチームに同年代があんまりおらず何をするにも少し寂しそうだったので、同年代が増えた今シーズンはもっとリラックスした表情やプレーが見られるのではと期待している。ぜひのびのびとプレーをしている拓海きゅんが見たい。
ちなみにトレードマークは長めの前髪。試合中邪魔じゃないのか心配になるよ、ほんと。


32 ジョアン オマリ JOAN OUMARI

・1988年8月19日生まれ 31歳
・前所属:ヴィッセル神戸
☆2020年新加入

ドイツやレバノン代表でプレーし、Jリーグでは鳥栖・神戸に続いてFC東京は3チーム目。いろんな意味でとても経験豊富なレフティーCB。チームにはキャンプ途中からの合流となったが、コミュニケーションを取るのがとても上手らしくすぐに溶け込んでいたのが印象的だった。同部屋になった成とは特に仲良くなった様子。人当たりもとても良さそう。日本語も英語も話せるので、外国人選手との懸け橋的な役割も期待できる。
スタンドプレーをするようなタイプではなく、しっかりと周りを見てバランスを取りながらプレーできる選手。フィジカルもとても強そうなので、早く本気のプレーが見たいところ。
とてもきれいで聞き取りやすい英語を話す。英会話の先生とかやってほしいです、お願いします。


37 中村帆高 HOTAKA NAKAMURA

・1997年8月12日生まれ 22歳
・前所属:明治大学
☆2020年新加入

大卒ルーキートリオの一人。対人の強さは明治ブランドのお墨付きな右SB。インカレ制覇を果たした大学4年次では、右ウィングバックも務めている。スカウトしてきた羽生さん曰く、雑に説明すると「ほぼ成!」。運動量や切り替えの早さは申し分ない。それが認められて、リーグ開幕の清水戦には負傷した諒也の代わりに大抜擢。いきなりのスタメン出場となった。スクランブルでの出場だったが落ち着いて試合に入り、持ち味は十分に発揮できたと言える。今シーズンは両SBのバックアッパーとしての活躍が期待される。
チームメンバーからは「独り言が多い」など不思議くんな面を指摘する声も上がっているので、キャラクターの面でも楽しみな選手。本人曰く、結構な人見知り。自粛期間中にパーマをかけてちょっとあか抜けた印象。
「ほだか」じゃなくて「ほたか」です!


47 木村誠二 SEIJI KIMURA

・2001年8月24日生まれ 18歳
・前所属:FC東京U-18
☆2020年トップチーム昇格

U-15深川時代からずっと青赤戦士。ユースからの昇格トリオの一人。
高校2年からコンスタントにU-23に出場しており、サポーターとしては待望のトップチーム昇格となった。186センチと恵まれたサイズのCB。さらにそこに対人と空中戦の強さも兼ね備えている、なんとも夢のある選手。U-23の消滅により、トップチームオンリーでのポジション争いとなるが本人は元よりそのつもりだろう。先輩たちに臆することなく、どんどん自分の強みを出してぶつかっていってほしい。
いつもニコニコしていて、温厚な印象。あんまり怒ったりしなそう。チャーミングな笑顔がとってもかわいい。同じクラスにいたら、いつの間にか好きになってしまっているタイプです。


49 バングーナガンデ佳史扶 KASHIF BANGUNAGANDE

・2001年9月24日生まれ 18歳
・前所属:FC東京U-18 
☆2020年トップチーム昇格

誠二くんと同様、U-15深川時代から青赤一筋。ユースからの昇格トリオの一人。真面目な性格で、内に熱いものを秘めているタイプの選手。おとなしそうに見えるがU-18ではチームキャプテンを務めるなど、仲間を引っ張っていける力量も身に付けている。
昨シーズンはルヴァンカップ準決勝にスクランブルで出場。東京サポは皆同様に親のような気持ちで彼のプレーを見守ったが、そんな心配をよそに特に守備面では実に堂々とした姿を見せてくれた。緊張しながらもすんなりと試合に適応していく姿が印象的だった。こういう経験をどんどん積ませてあげたいと思わせてくれる、未来ある左SB。
はにかんだスマイルがもう本当にめちゃくちゃ可愛い。髪の毛で身長を盛っている疑惑があります。


◆ MIDFIELDER ◆

7 三田啓貴 HIROTAKA MITA

・1990年9月14日生まれ 29歳
・前所属:ヴィッセル神戸
・2019年夏加入

「このクラブを優勝させるために」そんな力強い言葉とともに、昨年夏に神戸から帰還したアカデミー出身の青赤戦士。これほどまでに東京への愛を躊躇なく口にする選手も珍しい。それゆえにサポーターからの愛も大きい。ピッチに立つとサポーターのボルテージが一段階上がる、そんな選手。チーム内では、若手をよく食事に連れていく優しいお兄ちゃん。ベテランと言われる年になった今季、仙台・神戸と渡り歩いて積み重ねてきた経験を存分に発揮してほしい。むしろ好きにやってくれ。
ニックネームは「タマ」。学生時代のコーチに、ストレッチしている姿がアザラシに似ていると言われたことから、当時多摩川に出没していたアザラシのタマちゃんにちなんでそう呼ばれるようになった。
神戸時代にはイニエスタに背番号を譲ったことでも有名。東京ではずっと7番でいてください。


8 髙萩洋次郎 YOJIRO TAKAHAGI

・1986年8月2日生まれ 33歳
・前所属:FCソウル
・2017年加入
★2019 Jリーグ優秀選手賞受賞

洋次郎くんが躍動している時のFC東京はとても強いと感じるくらいに、チームの核となる選手。その姿はまるでタクトを振る指揮者。力まず飾らない姿勢がとても素敵。SEXYさもカッコよさも力強さも可愛らしさも、全ての魅力を兼ね備えたオールラウンダー。それでいて愛妻家。一緒に料理を作るくらいに仲良しご夫婦。娘ちゃんたちも可愛い。パパ大好き。スタジアムでご家族を見つけると投げチューしてたりする。サインもこれまた、らしくてカッコいい。そんな彼の虜になる人は、老若男女問わずとても多い。
攻撃センスに注目されがちだけれど、守備面での危機察知能力にかなり優れている選手。あんまり目立たないけれど、最後の1秒まで本当によく走る。汗まみれの洋次郎くんももちろん素敵。
私たちは何度貴方に恋をしたらいいのでしょう…?


10 東慶悟 KEIGO HIGASHI

・1990年7月20日生まれ 29歳
・前所属:大宮アルディージャ
・2013年加入

誰もが愛するFC東京のキャプテン。正直、数年前からでは考えられないけれど、今の東京のキャプテンはもうこの人しか有り得ない。たくさんのスター選手がいる中で、文句なしでチームの顔となった。ピッチ内外でとてつもない献身性を発揮してくれている選手。不器用ながらもしっかりと覚悟を持って、常にチームの先頭に立ってくれている姿が頼もしい。試合後の勝利のユルネバも彼が動いてくれなかったら実現はしなかった。若手とも仲が良く、最近一緒にゴルフを楽しんでいるメンバーもいるらしい。
ピッチ上でもタスクが多いポジションだけれど、それをこなしながら気持ちを前面に押し出して戦う、諦めない姿勢は彼の一番のトレードマーク。
そんな頑張りが、タイトルという形で報われてほしい選手筆頭です。


15 アダイウトン ADAILTON

・1990年12月6日生まれ 29歳
・前所属:ジュビロ磐田
☆2020年新加入

ブラジル人カルテットの一人。今までジュビロを相手にしている時は本当に嫌だった選手。そんな選手が味方になる頼もしさったら、これ以上のものはない。キャラクター的にも人当たりがよく、ファン・サポーターをとても大事にしてくれる。磐田で愛されていたのが、この短期間でもよくわかる素敵が詰まった選手。笑顔がかわいい。
彼の魅力と言われる「重戦車」っぷりはACL POのセレス戦ですでに十分に発揮された。一人で前に運べる推進力やアイデア、豊富な運動量は必ずチームに勝利を呼び込む力になる。攻守どちらでもしっかりこなす、献身性へも期待が高まる。
磐田サポさん曰く、難しいシュートは決めるが簡単なシュートは外す傾向にあるらしい…そんな部分も楽しみですね!


18 橋本拳人 KENTO HASHIMOTO

・1993年8月16日生まれ 26歳
・前所属:ロアッソ熊本(期限付き)
・2012年トップチーム昇格
★2019 Jリーグベストイレブン選出

2018年より特別な想いと共に18番を背負ってから、瞬く間に飛躍し、今やJリーグ屈指のボランチに成長。日本代表にもなくてはならない選手になった。代表チームに帯同するたびに、自信を確かなものにして帰ってくる。
昨シーズンはリーグ戦全34試合に出場。相方の洋次郎くんと共にチームの心臓として中盤に君臨し続けた。その活躍っぷりもあり、近年のオフシーズンには海外移籍の噂が絶えない。もちろんどうなっても本人の選択を最大限尊重するが、一緒にリーグを制覇してから送り出したいのがサポーター心理。東京の18番がシャーレを掲げる姿をぜひ見たい。
プライベートでは昨年結婚。守るものが出来た男の更なるパワーアップに期待したい。
チャームポイントは身体の柔軟性。拳人にしかできないアリゲーターウォーク、気持ち悪いけどクセになります。


19 宮崎幾笑 KIWARA MIYAZAKI

・1998年2月17日生まれ 22歳
・前所属:ツエーゲン金沢
・2019年加入

一度聞いたらなかなか忘れられない名前のキワラくん。豪と同じでチーム内のムードメーカーであり、盛り上げ隊の隊員。カメラを向けると積極的に面白いことをやってくれる今どきの若者。
金沢では10番を背負っていた、突破を得意とするレフティのアタッカー。昨シーズンは怪我に悩まされ、復帰はしたもののトップチームのポジション争いには絡めなかった。今シーズンも開幕直前のトレーニングマッチで負傷。離脱を余儀なくされたが、この中断期間で調子を上げてきている。監督からの信頼も厚い。その分要求も多いが、キャンプの時に「今季の宮崎は期待できる」との言葉も出ていたため、再開後の活躍に期待したい。
元AKB48の藤江えれなちゃんとは親せきで、再従姉(はとこ)の関係に当たる。藤江さん、キワラを応援しにぜひ味スタへ!


20 レアンドロ ⅬEANDRO

・1993年5月12日生まれ 27歳
・前所属:鹿島アントラーズ
☆2020年新加入

ブラジル人カルテットの一人。実はセレソンも経験している実力派。
リーグ開幕の清水戦では3得点全てに絡む活躍を見せ、一気にサポーターの心を掴んだ。鹿島では怪我に悩まされて思うような活躍ができていなかったので、コンディションの部分で不安があると予想していたが、試合中は水を得た魚のように生き生きとしていた。一度波をとらえれば、そのまま勢いにノッていける選手なのかもしれない。また、攻撃だけでなく守備面での献身性も見せてくれた。健太監督の指揮のもと、これからどう進化していくのか楽しみだ。
音楽が好きで自身でピアノやギターを弾いたり歌ったり、アーティスティックな面もある。インスタでよく披露しているので、ぜひ。上手いです。


28 内田宅哉 TAKUYA UCHIDA

・1998年6月2日生まれ 22歳
・前所属:FC東京U-18
・2018年トップチーム昇格

ざっくり言うと、いろんな場面でボールに絡むことができるSHの選手。ドリブルテクニックもあり、自身で点も取ることができる。サッカーIQも高い。少しずつトップチームに絡むことにより、バランスのいい守備も身に付いてきたように思う。目標は「代表!」とかではなく「とりあえずスタメンでリーグ戦に出場すること。まずはそこが出来てから。」という控えめで淡々としているフラットな性格。しかし一方で、U-15時代から身を置いてきた青赤への愛に溢れ、胸の内には熱いものが見える。
昨シーズン終盤に怪我で離脱したために今シーズンのスタートには間に合わなかったが、この中断期間で良い調整が出来ている模様。みんながウッチーを心待ちにしている。
お家にいる猫ちゃんが美猫でめちゃくちゃ可愛い。


31 安部柊斗 SHUTO ABE

・1997年12月5日生まれ 22歳
・前所属:明治大学
☆2020年新加入

大卒ルーキートリオの一人。今季の新加入だが、Jリーグ特別指定選手として昨シーズンからリーグ戦・カップ戦共に出場し、すでに監督や先輩たちからは実力を認められている存在。東京の下部組織で育ったため、大学卒業後はFC東京への帰還を熱望していた。
球際の強さと運動量はピカイチ。どんな相手でも物怖じせず、強気で積極的にプレーできるメンタルも持ち合わせている。本人に自覚はなさそうだが、同期の帆高が「いつも話題の中心にいるような選手」というように、自然とみんなの中心になりリーダーとなるような素質も持っている。誰とでも円滑なコミュニケーションを取れるタイプ。東京の顔と言われる選手になる日も遠くないかもしれない。
祝アベチャント襲名!


35 鈴木喜丈 YOSHITAKE SUZUKI

・1998年7月6日生まれ 21歳
・前所属:FC東京U-18
・2017年トップチーム昇格

 MF登録だが、守備力が高くCBでもプレーできる能力がある選手。
後ろから冷静に試合を見て攻守のバランスを取ることが出来る。精度の高いパスも供給可能。過去2年は怪我からのリハビリに費やし、いま最も実践に飢えている選手と言えるかもしれない。
テクニック的には拳人と同じようなタスクがこなせそう。過密日程で総力戦が予想される今シーズンは特に重宝しそうなタイプなので、この中断期間でどこまでコンディションが上がっているのかが楽しみ。ぜひボールが蹴れることを楽しみつつ、必ず前線に復帰してきてほしい。
海外へ羽ばたいた久保建英ととても仲良し。磐田戦のスーパーゴールは喜丈の予言により生まれたそう。他のチームメイトのゴールも予言して!


38 紺野和也 KAZUYA KONNO

・1997年7月11日生まれ 22歳
・前所属:法政大学
☆2020年新加入

大卒ルーキートリオの一人。大学時代は、法政のメッシと呼ばれていた。161センチとサイズは小さいが、それを活かした独特なリズムのドリブルが魅力。低くて速いドリブルで身体の大きな相手選手たちをスルスルとかわしていく姿は、観ているコチラも何とも気持ちがいい。柊斗と同じように昨シーズンからすでに練習や試合に顔を出している。リーグ開幕の清水戦では、ゲーム終盤にジョーカー役として投入され、試合を締める良いアクセントになっていた。フィジカルも問題ない。何より心底楽しそうにプレーする背中が印象的だった。それは、東京から世界へ羽ばたいた中島翔哉を彷彿とさせる。
今シーズン、即戦力として活躍できる時間は十分にあると思うので、自信を持ってプレーしてチームに勝利を呼び込んでほしい。
新しい通り名はキュンキュン紺ちゃん。


40 平川怜 REI HIRAKAWA

・2000年4月20日生まれ 20歳
・前所属:鹿児島ユナイテッドFC(期限付き)
・2017年トップチーム昇格

あの久保建英と並んで評価され、高校卒業前にプロの世界に足を踏み入れた逸材。中盤ならば基本どこでもこなせるユーティリティープレーヤー。チャンスの演出が上手で、そのチャンスを誰よりも早く見つけ出すことが出来る。まさにセンスの塊。洋次郎くんのような選手になってくれることを密かに期待している。
昨シーズン夏に絶好調だったチームから敢えて離れ、育成レンタル枠で鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍。鹿児島でも思うような活躍はできなかったかもしれないが、チームを離れた経験が今後必ず活きてくると信じて頑張ってほしい。ひと回り成長して帰ってきた怜に期待だ。
その天才的なプレーに酔いしれる準備万端です!


44 品田愛斗 MANATO SHINADA

・1999年9月19日生まれ 20歳
・前所属:FC東京U-18
・2018年トップチーム昇格

FC東京下部組織出身。その時代から各カテゴリーで10番を背負いトップ街道を走り続けてきた、ポテンシャルのある選手。得意とするのはトップ下。これまで彼に関わったコーチ陣は「努力できる天才」と声をそろえる。そんな声も納得のコツコツ積み上げ派。黙々と練習に打ち込むタイプ。いい意味でマイペースなのかもしれない。
その風貌は、東京のレジェンド梶山陽平のようだと言われている。ドリブルする時の姿勢が本当に激似。見間違えてしまうくらいに似ている。それも相まって、サポーターからの期待は大きい。昨年まではU-23にコンスタントに出場し着実に力を付けてきているので、今季こそ自信を持ってトップチームでのポジション争いに参加してほしい。
若いのに、ファンサが物腰柔らかで本当に丁寧……惚れる。


45 アルトゥール シルバ ARUTHUR SILVA

・1995年4月26日生まれ 25歳
・前所属:CNマルシリオ・ジアス
・2019年加入

ブラジル人カルテットの一人。自称ネイマール似。カルテットの中では一番年下なのだけれど、何かとお兄ちゃんたちのお世話を焼いているように見えるアルちゃん。そして、それがとても楽しそう。意外とそういう役回りが向いているタイプなのかもしれない。プレーにもそれが表れているようで、正直派手さはあまりないように思う。
しかし昨シーズンの神戸戦では本人もびっくりのスーパーミドルを叩き込むなど、思い切りの良さも持ち合わせている。ミドルを打てる選手は確かに貴重。これでサポーターの心を鷲掴みにした。そんなところが認められて、昨シーズンの期限付き移籍から今シーズンは完全移籍に切り替えとなった。昨年よりも同郷の仲間が増えて楽しそうなので、よりのびのびとしたプレーに期待したい。
めちゃくちゃかわいい彼女がいて、ラブラブです。


◆ FORWARD ◆

9 ディエゴ オリヴェイラ DIEGO OLIVEIRA

・1990年6月22日生まれ 30歳
・前所属:柏レイソル
・2018年加入
★2019 Jリーグベストイレブン選出

ブラジル人カルテットの一人。昨シーズンは相棒の永井と共に、東京のダブルエンジンとして一年を通して躍動し続けた。FC東京の絶対的なストライカー。今シーズンは同郷の仲間も増えて、より笑顔がたくさん見られるようになった。ブラジル人最年長のお兄さんだが、みんなと無邪気に遊んでいる姿は本当に楽しそう。笑顔が最高に可愛い。
そんなカルテットの連係が上手くいっていることは開幕の清水戦で実証済み。どの組み合わせでも何点でも取れそうな無双感半端ないので、ディエゴにはぜひ気持ちよくプレーし続けてほしい。
チームスタッフがカメラを向ければ必ず何かアクションをしてくれたり、ファンサでもサインをお願いすると「ハーイ、5千円ネー!」と日本語で冗談を言ったり、お茶目な一面も。
ディエゴさん、トーキョーに家を買いましょう。


11 永井謙佑 KENSUKE NAGAI

・1989年3月5日生まれ 31歳
・前所属:名古屋グランパス
・2017年加入
★2019 Jリーグベストイレブン選出

その足で走るだけでスタジアムに熱狂を生み出すことのできる快足のストライカー。東京のダブルエンジンのもう一人。昨シーズンは代表にも返り咲き、またひと皮むけて進化してチームへと戻ってきた。
ピッチ内ではもちろん、ピッチを離れたことろでもさり気なく仲間たちを観察し、それぞれに合った声掛けが出来る選手でもある。見ていないようで、実はちゃんとみんなのことを見ている。それゆえに、他の人が伝えれば角が立ちそうなことも永井なら笑顔で相手に届けられる。そんなことを自然にできてしまう、とてもしなやかな男。
ずっと抱えていた肩の脱臼を治すために今オフに手術。開幕には出遅れたが、この中断期間でしっかりチームに合流してきた。本人にとっては良い期間だったかもしれない。またひとつ強くなった姿をぜひ見せてほしい。
おかえりなさい!


23 矢島輝一 KIICHI YAJIMA

・1995年4月6日生まれ 25歳
・前所属:中央大学
・2018年加入

アカデミー出身の大型FW。青赤への愛に溢れ、チームに対する想いは人一倍強い。若いながらも選手会長として、この中断期間もJリーグのため、チームやファン・サポーターのために活動を続けてくれた。
昨シーズンはなかなか本人が思い描くような活躍は出来なかった。指揮官からは「この試合に自分のサッカー人生をかける気持ちで臨め」と言われたこともあった。でもそれをしっかりとパワーに変えて前を向き続けてきた。そうやって、上手くいかないところもカッコ悪いところももがいているところも全て曝け出してくれる選手。それを見せられる芯の強さが、サポーターから愛され応援される理由。
クラブ内で他の東京の選手たちにインタビューする企画を任せられていて、インタビュアーとしての才能も開花させている。頭の回転が早い。
よく髪色迷子になるけれど、輝一はやっぱり黒髪が一番似合うと思います。


24 原大智 TAICHI HARA

・1999年5月5日生まれ 21歳
・前所属:FC東京U-18
・2018年トップチーム昇格

昨シーズンはJ3で19得点を上げ、見事得点王に輝いた。東京下部組織出身の長身ストライカー。「ダイチ」ではなく「タイチ」。サイズはあるがそれだけではない。左右どちらの足でも頭でもフィニッシュすることができる、かなりたくさんの得点パターンを持つ選手。ゴール前でのアイデアも多彩。昨年の主戦場だったJ3で確実に自信をつけ、今シーズンは満を持してトップチームでのポジション争いに加わる。
あまり感情を表に出さず飄々としているように見えるが、サッカーに対する熱いものはしっかりと持っている。居残りや朝練など、目指す目標へ向けてコツコツと積み重ねられる才能もある。ぜひその努力が報われてほしい。
今どきの若者らしく、スタイルが抜群に良くて脚がめちゃくちゃ長いので、ユニフォームから露出する脚の領域が一人だけ異次元なところにも注目。


27 田川亨介 KYOSUKE TAGAWA

・1999年2月11日生まれ 21歳
・前所属:サガン鳥栖
・2019年加入

マウスピースを青赤で作ったり、髪色を豪と一緒に青赤に染めたりと、ここ最近青赤への情熱が滲み出ているレフティストライカー。足が速く、守備への貢献度も高い。永井と同じように、前線から二度追い三度追ができる選手。得点への嗅覚も優れていて、ゴール前でのポジショニングも上手い。
コンスタントに代表に呼ばれ続けてはいるが、昨シーズンの個人的な成績には全く満足していない様子。あと少し、もう少し、何かが変われば得点を量産してくれそうな気配はある。そこに期待を寄せているサポーターも少なくないだろう。永井・ディエゴの2トップに割って入るのは簡単ではないが、その「あと少し」を求めて貪欲に突っ走ってほしい。
年齢の割になぜかとても落ち着いて見えるので、もう少し素直に感情を表に出してもいいのではないかと感じる。今シーズンこそ試合を決められる男になって、感情を爆発させる田川くんがぜひ見たい!


以上が、2020年シーズンを共に戦う青赤戦士たちです。
みんなに活躍してほしい!そして、12月全てが終わったあとに選手たち全員の笑顔が見れますように!

最後まで読んでいただきありがとうございました。