レンブラント《夜警》の修復は休憩中?~Operation Night Watch in Rijksmuseum Amsterdam
2019年夏から始まったオランダ、アムステルダム国立美術館でしているレンブラント《夜警》の修復プロジェクトは2024年の今もまだ続いています。
現在は修復と作品調査はちょっとお休みをしているようで、額と作品後ろの木枠を外した状態で展示室に置かれています。
いつもの場所から少しだけ移動して少し狭い場所に展示されているので、展示室入り口には《夜警》を見るための誘導路が設置されていました。
展示室内はこんな感じです。通常は展示室の奥にある一室にあるのですが、今は脇の小さく区切られた場所に展示されています。
奥の部屋は、新たな修復室に作り変えられているそうです。
いまは、額のガラスも、修復室を区切っていたガラスもないのでキャンバスを直接見ることができます。
目とキャンバスと間になにも遮るものがないので、これまでよりも背景の建物や明暗の調子がよく見えた気がします。
上は、レンブラントの《夜警》やフェルメールの《牛乳を注ぐ女》が展示されている「名誉の間」の前室のステンドグラスです。
芸術家のエリアに、レンブラントの姿もあります。
アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum
Museumstraat 1
The Netherlands
1071 XX Amsterdam
https://www.rijksmuseum.nl/en
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