見出し画像

2024年1月3日

今朝、年末年始にいただいた連絡を見返していた。とある方からのメールに書いてあった言葉が忘れられない。

メールが届いたのは、おおみそかの夜だった。その方はすでに実家で、年末のひとときをゆったりと過ごしていたらしい。年末らしいご挨拶とともに、こんな一文が添えられていた。

「今年も忙しかったですが、こうして穏やかに年末が迎えられただけで、ありがたいことだとしみじみ思います」

私がこのメールを最初に読んだ2023年12月31日と、2024年1月3日の今では、感じることがまったく違う。

本当にそのとおりだ。穏やかな日々ほど有り難いものはない。多くの人にとって、一年の中でもっとも穏やかな時間が過ごせるはずの年末年始でさえも、有り難いものなのだと思い知らされた。

私が決めた2024年の目標は「シンプルな思考で生きていくこと」。複雑に考えてしまいがちな問題の答えはすべて、自分の中に軸さえあれば見えてくる。新しい環境で、新しいことにたくさん触れる2023年の毎日の中で、そう実感することが何度もあったからだ。

今、私が大切にしたいことは何か。なにかに迷ったとき、いつもそんなシンプルな問いに立ち返ることのできる人を、今年は目指そうと決めた。

祖母宅から帰ってきた今日も、粛々と自分のやるべきことをやるところから始めた。荷物の整理を終えた後、新しい手帳を開いて記入した。ばたばたして全然手帳が書けなかった昨年末からリセットして、今日からまた毎日を記録していこうと思う。

他にも、後まわしになっていたことがたくさんある。積読もたまっているし、せっかく受け始めたキャリアカウンセリングも課題の自己分析も止まったまま。忙しいときは休日をつくることさえ、簡単に後にまわしてしまう。

仕事や生活を送るだけで精一杯で、もちろんそれも間違いではない。でも、やりたいことやる、大切にしたいことを守る努力をしながら毎日を送りたい、送らなければと今の私は強く思う。

明日から仕事をはじめて、日常に戻る。その中でできる限り、現状を正しく伝えてくれるニュースや報道と向き合いたい。2024年が誰にとっても、ここから少しでも明るい方へと向かう一年となることを願いながら。

元日に投稿していた書き初めのnoteは、自分の中で思うことがあり、下書きに戻しています。読んでリアクションをくださった皆さま、ありがとうございました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。いただきましたサポートは、自己研鑽やライター活動費として使用させていただきます。