芸術を理解する、その先に見えるもの
今、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』を読み進めています。まだ途中ですが新しい発見にたくさん出会い、この記事を書くにいたりました。以下、あらすじです。
あらすじから面白さがにじみ出ています。しかし読み進めていると、ストーリーはもちろんですが「研究」に対する興味が湧いて仕方がありません。
物語の登場人物・早川織絵はルソー研究者。キュレーターであるティム・ブラウンとともにとある絵の真贋を見極めていくのですが、研究者が何をヒントに、どう考察するものなのかを少しのぞくことができま