見出し画像

体の声を聴くことの難しさ

ウェルネスについては、かなり久しぶりの投稿となってしまいました。下の記事で書いたように、3月下旬からつわりが始まりしばらく安静にしていたためです。

この記事を書いた後のことですが、コロナにより4歳児が毎日家にいるという状況下で、仕事が以前よりも忙しくなって、心身ともにちょっと疲れ気味でした。そして、特に強いストレスを感じていたある日、初めての吐き悪阻を経験。(幸い1日だけで済みましたが、その日の夕方は1時間おきに嘔吐…)

強い倦怠感は妊娠に気づいた時から合計約4〜6週間くらい続き、料理もできない、娘と遊んであげる気にもならない、と時間があれば横になってばかりいました。

そんな中で何よりも不安に思ったのは、
「この無気力感に慣れてしまったらどうしよう…」ということ。

元々、暇さえあれば何か「生産的なこと」をしたい性分だから、この非生産的な日々は落ち着かないものでした。

頑張ろうとしても本当に体がついていかないものだから、気持ちだけが先走りそうなのを、「今だけなんだから大丈夫」と自分でなだめてあげていた日々です。

そんなことをあるベテランヘルスコーチに愚痴ったところ、"Listen to your body and do what’s best for you."   ( 体の声を聴き、あなたに一番良いと思えることをしてあげなさい)と、その時私が一番聞きたかった言葉をかけてくれ、だいぶ気持ちが楽になりました。

それから1週間も経たないうちに、私の体はゆっくりとですが、ちゃんと元気になってくれました。

12週目くらいから徐々に料理もできるようになり、寝そべっている時間が減りました。

タイミングを見計らったかのように、新しいクライアント様がヘルスコーチングプログラムにお申し込みくださいました。

溜まっていた課題もこなせるようになり、新しいことにもチャレンジし(これについてはまた書きます)、こうして発信をする気力さえ出てきたのです。

「自分の体の声を聴くこと」これは口で言うほど簡単なことではありません。

だって、今日は体がだるいと思ってダラダラ寝ているより、それでも重い腰上げて走りに行くか、と体を動かしてあげた方が、心と体が元気になることもよく知っているから。

ちょっと頑張るべきかそうでないか。そこの判断がなかなか難しいのです。

体の声を聴くスキルを磨く方法として、私が今確実に言えるのは、普段から健康的な生活を送り、良いものを食べ、自分の心身の不調のサイクルを知ること。

そうやって、自分のことをちゃんと気にしてあげることが、体の声を聴くためには不可欠だということは確かです。

でもどれだけの人が、これを実践できているんでしょうか…?
自分の体のことに無頓着な人も結構多いのが実際のところです。

もしかしたら私の発信が誰かの気づきになるかもしれない。
誰かを少し元気にできるかもしれない。

そう思うと、ヘルスコーチとして活動をしていくやりがいを感じます。


今回のつわりは、体の不調がどれほど精神的ストレスになるのか、人からやる気を失わせるものなのか、久しぶりに身を持って体験できる良い期間となりました。

これから更に邁進し、たくさんの人たちを救いたいと、一皮剥けた気分でやる気に満ち溢れているところです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

プロフィール記事:
自己紹介とホリスティック栄養学ヘルスコーチの仕事について
米国統合栄養学スクールIINで学んだコンセプトについてまとめています。

Instagram : @minako_wellness
アメリカでおすすめの食品や、ニューヨークで行っている活動のことなど発信しています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?