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何かを学ぶ理由とは

何かを学ぶ理由は人それぞれと思います。

このnoteは英語について特化して書いているので英語の事を例として書きます。

英語という科目は、義務教育から組み込まれていますし、社会的価値として資格試験や入試などの科目として英語を受ける必要があるから自然と学ぶ様になったという人も多そう。

だから、学ぶ理由は自分の中にない人も多いのかもしれません。

と、いうよりは入試や資格試験で点数が取れるから社会的に評価される材料となり得る。そんな価値を求めて点数が取りやすいように暗記型の勉強を行うのです。

言い換えれば、学ぶ理由は“他者から評価されるため”という外側に向かっていて自分に向かっていないと言い換える事ができるでしょう。

それも十分理由としてはあり得るけれど、であれば他者が英語の点数を評価しなくなれば価値がないとみなし学ぶ理由はなくなります。

そこで私が疑問に思うのは、自分の価値を他者の評価に置いてしまっているというそもそもの考え方です。

他者の評価などは移ろうものです。例えば、今誰もが知っている有名な芸術家でも生きているうちに評価されなかった人は沢山います。

別になにも特別で素晴らしい事をしていなくてもただ世の中やその場の流れとマッチしているだけで注目される人もいます。しかし、その流れと合わなくなれば、嘘のように評価は変わるんです。そして忘れられる事さえあります。

私達は生まれてきただけでも、かなりの確率で選ばれてきた種。それだけでも価値があると考えても良いのではないでしょうか?

そして誰一人として全く同じ人はいない。
当たり前にみんな違っている。

他人からの評価は移り変わるし人によっても違います。そんな脆いものを価値として良いのか。。

他人軸で自分の価値を決めていては、他人の人生を生きているのと同義です。

しかもその他人というものは人によって時代によって環境によって違う。決して固定化されていない変動するもの。

人には誰でも価値があり良い部分があります。自分らしさこそ価値になり、それを活かしながらどう人生を作り上げていくかが大事です。

みんな違うのだから、個々にオリジナリティがある人生というのが本当は本来の姿ですよね。

人の価値という話を何故したかといえば、人から評価されるために英語を含め何かを学習する人がいるからです。

学ぶとはなんでしょうか?

学びは新しい知識や技を経験して知ったり習得する事。

その言葉の意味は元々は他人からの評価なんて事は含まれていないんです。

人はまっさらで生まれます。
最初はまっさらなキャンバス。
そこから色々覚えていって、自分なりの絵が完成していく。

その覚えこそが、学びの原点だったはず、、

覚えれば覚えるほど、次の日が充実してくる。出来ることが増えて楽しくなってくる。

最初は何もない紙だった。
でも次からはいろんな色がついていく。

オリジナリティがそこに産まれていく。


まさに進化の過程ですね。。。

学ぶ事はだから何も眉間に皺を寄せて考え込みながら行う事が原点ではない訳です。

学ぶ事は人生を楽しく充実したものに変えていく、自分のキャンバスに色を付け加えていく事と同義。

人生は誰一人として同じ過程を歩む人はいない。だから学びの原点は、他人の評価ではあり得ない訳です。これは忘れてはいけない。

子供の頃にいろいろな事が出来る様になった。その時を想像してみればわかるでしょう。。。

学びは出来る事を増やす。それによって、自分の人生に色がつき深みが出てくる。とても素晴らしい行為と思います。

本来なら楽しさが増えていくのが学び。

辛いと思っているうちは学びの本質を勘違いしていると思って欲しいです。

英語も学びの一つの例。習得度が上がれば上がるほどに、国際語という事もありアクセス出来る情報量が増えます。それが最も人生を充実、楽しくさせる事にも影響しています。

人はどうしても自分の生きてきた人生の中からものを見がちです。それはしょうがない事。だから全ての人間が世間知らず。

自分の生きてきた環境や状況だけで物事を判断してしまいがちで、それにより判断能力が落ちる事さえあります。

世界はとても広くて、一人として同じ人間はいない。

文化や環境、そして考え方の変動が起こります。

それこそが人の面白いところであり、それが分かるきっかけとなるのが国際的に使われている言語という特性上、英語というツールでもあると思っています。

英語の習得度を上げていくには、その英語を使用している人達の文化的背景を知ることも大切です。なので、やればやるほど様々な文化についても知る事になりそれが面白さでもあります。

すると、いかに自分の考えというものが多様な考え方からすればちっぽけで、世間の常識とか自分の周りで普通とされている基準などもいかにいい加減に決められていると実感できる事さえあります。

多様な考えを身に付ければ自分自身も柔軟になり、生き方を楽に面白くする事も可能。

英語というのもその一つの手段で人生を充実させる一つのツールです。

何かを学ぶ理由とは、自分だけの人生を大切に作り上げていく事ではないかと思います。

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