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どの勉強方法が正解か

巷にはいろんな英語勉強方法が溢れています。

ある人は良いと言ったことでも、ある人はダメと言っている場合もあります。

人の事を信じやすい人は、こういう話を聞くと一体どの勉強方法が正解か分からなくなるのではと思います。

でも考えて欲しいと思います。

完全にダメな勉強方法なんてあるのだろうか?

という事。

どうすれば上達するか分からなくなって、迷って英語に触れる時間を減らしてしまう。それ自体が1番いけない事です。

発信している人やテキストを書いている人は、自分が良いと思っている事を書いています。

出版社が絡む場合は、うけて売れやすいように手直しを加えたりしている場合も多い。だから全て本当に著者が思っている事かどうかは分からないです。

人の能力は有限。誰でも自分が経験した範囲内の事は詳しくてもそれ以外は、あまり詳しくないです。

だからこそ、自分がなかなか結果が出なくても同じ方法を続けてしまう人がいる。良い方法を知りたくて、他の人の意見を聞くのは当たり前とも思います。

だけどあくまでその内容は、その人個人に適していた事。

だから自分が良い方法を見つけていて、それで上達しているのであれば、他人がその方法は間違っているとか言っても気にしてはいけません。

私の発信のことを考えてみると、私は“英語を使いこなすようになるには”どうしたら良いのかという観点から書いています。

だからたまに資格試験や日本教育の悪口や批判を書いたこともあります。

これは暗記は自分からアウトプットする部分を阻害する事になると思っているから…。

でも私は必ず批判は言うけれど、その逆の良い部分も書きます。

完全に悪い事はないからです。

暗記教育だって、沢山の文法ルールや英単語を覚えるわけだからその点においては優れてはいます。

オーストラリアで留学していた時に思った事は、日本人で受験勉強をしてきた人は、他国の非ネーティブスピーカーよりは英単語を知っているし、文法レベルも高かった。これは素晴らしい所です。

ただ何も対策をしなければ、聴き取りレベルや会話の部分は苦手としている人が多いんです。あとは、日本語の頭で英文を読むと読むスピードが圧倒的に遅く困るということも起こります。

だから暗記は悪い事ではないけれど、偏りすぎると英語能力に偏りが生じてよくないというのが正しいんです。

だからやむおえず資格を受験しなければいけない人も必ず無駄になる事はないので落ち込んでほしくはないです。

アウトプットの練習方法でよく聞くシャドーイングでさえもダメな方法という人は多いです。

だけど私はいつもそれには疑問です。その人に合った練習をしなければシャドーイングはダメになるけれど、合った練習なら悪い事ではないと...

だって少なくともネーティブの言ってる事を真似して後から言う訳ですから、、

全く口に出さない練習をしている人に比べたらかなりマシと思ってしまいます。

ただこれも、その人のレベルにあった方法を取らなければ間違った方法になってしまう。

例えば、あまり聞き取りができないし発音が悪い人が急に取り組んでもダメな方法になる。

ただその人その人に合ったように改善すれば、良い方法に生まれ変わると思います。

そんなに物事はこれは絶対正解とか間違っているとか単純ではないんです。

だから私がいつもnoteを書く時は、この方法が絶対とか分かりやすい発信はしたくないと思って書いています。

1つ言える事は人生は一度きりなので、英語勉強を苦しみにするのではなく楽しみにして欲しいと思います。

毎日何気なく生活しているだけでも、全くストレスを得ずに暮らすなんて難しいのに、本来なら素晴らしい事であるはずの英語習得を辛い事に感じるのは勿体なさすぎる。時は有限だから…

楽しく取り組んでいれば、脳も活性化するしそれだけで正解の学習方法とさえ思ってしまいます。

昔の私はNO PAIN, NO GAIN (痛みなくして、得るものなし)という諺が好きな人間でした。

それだから我慢しすぎて辛い思いをしてもそれは当然と思っていた時代もありました。でも一度オーストラリアで重症のインフルエンザにかかり死にかけた経験をしてこういう考えは捨てるべきと気持ちが変わりました。

痛みなんて意識しなくても感じることがある、何も自分から我慢して受けるものではないと。それになるべく苦労しない努力しない方法があるならそれに越したことはないと…。楽に生きる工夫が足りていなかったなと反省しました。

それに人間は辛い思いをずっと我慢することなんて不可能と私は思っています。

ロボットではないのでどこかで爆発してしまう人の方が多い。むしろ、機械でもメンテナンスがいるわけだし、あまり自分を痛めつけるとそれ以下ではないかとさえ思いました…。

ちょっと話が脱線しましたが、どの勉強方法が正解かはその人自身のレベルや目標、性格によって大きく異なっている。

方法論に悩んで嫌になり、英語に触れる時間を無くしてしまう方がよっぽど悪いことなので、取り敢えず色々試したり、英語が登場するエンタメ作品などで自分が楽しめる事にシフトするのが得策。

私は人それぞれあった方法が違うと思うので、これからも一つの方法論に絞られずいろんな観点から書いていきたいと思います。

宜しくお願い致します!

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