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お笑いに批判と風刺の精神

英語圏の人の会話は、いつも直接的と思っていませんか?

けれどこれはいつも正解ではなく、人によってコミュニケーション方法は異なる。

遠回しに皮肉を言ったり、それを笑いにしたりして会話を円滑にする人は多いのです。

それは、ある程度知識がついてきてから観るコメディの影響も非常に強い可能性は高い。

そういうものを気軽に楽しむ文化があるからなのです。お笑いに社会が反映されているのです。
そして、その逆もしかり。

スタンドアップコメディなども、政治やそれに付随する問題を笑いに変化させ楽しむものも人気です。そして、アニメもそういったものが多く溢れている。

批判的に世の中を見て、風刺する土壌がある人が多いのです。

お笑いや、アニメは批判的精神に溢れる。

そして、大衆が身近に直面する問題を面白おかしく描く。

人にはどうしても感情がある。なので、時にバイアスがかかりやすい。けれども、なるべく偏らないように作られているものが多くの層に届くので人気が出やすい。

コメディアンも、時事問題を気軽に扱うのでネタが切れにくい。社会問題はいつの時代もあるので、共通のネタで非常に盛り上がる。

そして、なるべく大多数に響けば響くほど人気が出るのでとてもユーモアの腕と知性が試される厳しいものになる。

これは、アニメも同様。

一見、子供向けかな?みたいに見えるアニメでも批判と風刺の精神に溢れていて、社会を斜めに見て笑いにするものも人気だ。

こういうものを多く観ていると、批判的に物事を観察し笑いに代え社会問題を身近に感じる事ができる。

なので、意見を持つ事を、お笑いから知らないうちにトレーニングされている人も英語圏には多い。
その結果雑談では当然、何か目の前に問題があれば皮肉を笑いに代えて話す人も日本人よりはうんと多くなる。

頭が良ければ良いほど、こういう笑いを好む。
けれども、皮肉を理解できていないとただの性格が悪い人とか勘違いしてしまう危険もある。

例えば、有名どころでいうと『ザ・シンプソンズ』(原題: The Simpsons)なんかがある。

すごく人気で、長く続いているアニメ。
社会風刺に溢れていて、とても人気がある。

観たことない人は、一度観てみることを勧める。

批判と風刺の精神を持って、それを明るく笑いに代え愉快に解決策を探そうじゃないか!

そういうのがユーモアの一種としてある人も多い。ちょっと教育レベルが上の人と会話したいならユーモアを知らなければ難しいのもまた事実だ。

教養として、コメディや風刺アニメが分かるようになると強い。
それを楽しめるようになると、かなり世界が変わる。まず、最初は何が面白いか理解できる所から始めるのをお勧めしたいです。

コメディが全く面白くない場合、その背景にある知識を理解できていないことになる場合も多い。こうなってくると、英語力の問題ではないので分けて考える必要がある。

いづれにせよ、コメディにある笑いを理解できればできるほど遠回りに感じるかもしれないが、批判と風刺の精神が育つとも言える。

その結果、英語圏の人とコミュニケーションが取りやすくなるので良い。

また、来年にでも色々紹介できたらなぁと思います!

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