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「みる」にも違いがある。

今回は、久しぶりに英単語に関連することを書いていきます。

「みる」に違いがある ことについてです。

例えば、映画をみる場合。日本語でもいろんな風に表されます。

これと同様に英語でも何パターンもある。

けれど、大きく違う部分があります。

日本語だと音だけだと全部「みる」になる。ひらがなで表してしまえば全て同じでどういう感じにみているか、分からないところ。

その一方で、英語だと音もそして単語のスペルも違うということがあります。

まず、映画の「みかた」は、どんな風で何を強調して表現したいのでしょうか?

それによって単語は変わる。

例を以下に書きます。

ざっと思いついたのは4種類

-じっくり目を離さずみている
-映画をみることで、何かを感じ取っている
-何か行いながら、画面をたまにみる
-何か行いながら、画面の一部分をたまにみる

これは、全て異なった単語になる。

じっくり目を離さずみている時は、
watch

映画をみることで、何かを感じ取っている時は、
see

何か行いながら、画面をたまにみる時は、
glance

何か行いながら、画面の一部分をたまにみる時は、
look

こんなに選ぶ単語が違うのです。

音と意味合いが連結している英語の例です。因みに状況が違うはずなので時制も変わりますね。
どうやって、これらの単語を使うか書いてみます

I’m watching a movie.

I’m seeing a movie.

I’ve just glanced a movie shown on TV because I heard nice sound.

I’ve been looking at a movie to check costumes.

上の2つは、動詞だけで表現される意味合いが大きく変わる。

下の2つは、何故たまに「みている」か表現される為に使われている。

日本語では、映画を「観る」も「見る」も音だと同じ。そして、映画をチラッとみるのも、画面の一部分に注目していたとしてもそうじゃなくても、見るですますことが出来てしまう。

英語は日本語よりは文脈を読まなくても済み、単語で表すことで表現できる傾向が強い。
これは逆に考えれば、日本語で語彙の使い分けをあまり考えていない人は、英語で余計に大変になることを意味します。

察して意味をとってもらえるだろうというのは、こう考えると結構特殊なことをしていると理解できるはず。

簡単な言葉も、何種類も意味合いが隠れているということを意識してみると英単語の使い分けが上手くなってくる。

そして逆に言えば、単語が思いつかなくても知ってる語だけを使って言い換えができるようになることも意味します。

ここまで理解できると、英語を使うのが楽になってくる。

「みる」にも違いがある。

そのことだけで、かなり色々なことが分かるという例を挙げました。

色々な簡単な単語でやってみるのは良いことです

英単語についても書いています

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