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質問ばかりする人に納得した話

オーストラリアに行ってすぐは全然気付かなかったけど、途中からなるほどと思った事があります。

それは、たまたま会話すると一部の人は質問ばかりしてくる事です。私は、なんでこの人こんなに質問が多いんだろうと思っていました。

こんな感じです。

相手:質問する
私:答える
相手:相槌もしくはその質問の答えを言う

こういうのが会話が終わるまでずっと続きます

最初は”質問魔なのかな?”とか思っていたけど、途中から納得しました。

そういう会話形式の人って恐らくはそんなに話が上手くないんです。だから、質問するというのが雑談するための1つの工夫なんだなと気付きました。

英語圏の人は、日本人に比べて本当に良く雑談をします。外に出れば知らない人でも話す事もあるくらい。だから、どうやってあんなにも共通項もない人達が会話を続ける事が出来るんだろうと不思議に感じた時期もありました。

ただ、質問のオプションを沢山持っていれば会話に詰まらないな。なるほど!と発見したわけです。

自分から、話のネタがないと喋りだせないのは何も英語でなくてもどの言語でも同じです。日本語も同じですね。

英語を話せるようになろうと思えば積極的に自分から話をし話題を膨らませていく技術があった方が上達がはやいです。そうしていれば、自然とアウトプット多いので当然。

だけど、それって母国語でみんなが出来ますか?出来れば苦労しないけど、人には性格があって口下手な人もいますよね。そういう人は自分から話題提供なんて考えたら永遠に喋れないし上達しないのではと思います。

質問ばかりする人を見て、私は気付きました。これって、めちゃくちゃ便利じゃないか!と。

質問して相手がどう答えたかで、自分の次の話題が自然と湧く可能性も高い。捉えようによっては、質問する事に慣れてこれば、自分の得意分野に誘導とかも出来そうです。

例えば、知らない人と沢山会うパーティーがあるとしましょう。

ここで、

話せなかったらどうしよう。。。

“ネタ”がそもそもないし、そんなに雑談する事ないよ。。。

そんな風に考える事は、質問力が高ければかなりの確率で解決されると思いました。

最初は、なんでこの人質問ばかりするんだろうみたいな人に沢山会って不思議に感じたけど私は途中からなるほどな。もし会話が続かなかったら質問しちゃえば良いんだと学びました。

パーティーに行って話題が思いつかなかった時、私も試した事があります。

「わー、髪型とカラーリング素敵だね!どこで切ったの?」

「このお酒どう思う?」

「今日暑かったですね。今日みたいな晴れた天気好きですか?」

「お休み何していましたか?私はNetflix 永遠に観てたんだけどあなたは?何かお勧めあるか聞きたくて!」

とか今思い出せるのはこのくらいかな。

大したことないたわいのない事だけど、そこからかなり長く話せる事ができたのを思い出します。

しかも、そこから生まれた雑談で色々知る事が出来て便利でかつ楽しい。

そもそもネタがないから話しかけられない緊張してしまうという人は、話しかけたい話題が思いつかないんだったら質問すれば会話が膨らむと憶えておくと良いです。

これはどの言語でも使えそうですけどね、英語だけじゃなくって、、

質問が大事という事になればその先にその解答を受け取る耳が必要です。

だから、もし口下手で日本語でも話せないのに英語でどうしたら良いのかなんて人は、下手な部分を無理矢理伸ばす努力をするよりも英語での質問力と聴き取り能力を上げる事に集中した方が良いという考え方もあると思いました。

質問ばかりする人はある意味雑談上手だなと納得した話でした。

色んな上達へのコツ書いてますー!

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