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バンクシーがNFTを出品!?60分間におこったドラマ

8/31(火)19:00ごろ、突如OpenSeaにバンクシーのものと思われる出品。またバンクシー公式サイトにも同様の絵が掲載。
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 https://www.banksy.co.uk/ ※落札後に削除されてました。

クリックで、世界最大のNFTマーケット「OpenSea」の販売ページにリンクされていました。

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作品名:
「Great Redistribution of the Climate Change Disaster」
直訳すると「気候変動災害を分配し直す」

出品者名:
gaakmann」
過去バンクシーが使った名前、"banksu annagram"を入れ替えた言葉遊び"bryan S gaakman"からきていた模様です。

中央に描かれている煙草を吸う男性の絵は、最も有名なコレクティブNFTシーリーズ「cryptopunks」で実際に売買されたもの。

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https://www.larvalabs.com/cryptopunks/details/9845
8/27に125ETH(時価4,600万円)で取引されています

発見した海外NFTコレクターたちによりtwitterは騒然。
OpenSeaには入札が積まれていきました。

オークション形式ではなく3日間期限での掲示でしたが、あるNFTコレクターからの100ETH(時価3,600万円)の入札を出品者が受け入れ。
掲載から1時間の出来事でした。

落札者は世界的影響力のある初期からのNFTコレクター
@pranksy
NFTを触る方なら、誰もが見覚えのあるコレクターです。

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banksy to pranksy

落札者はpranksy(いたづら)
インターネットの撹乱も含めてバンクシーによるアートという意見も。

しかし落札後。
公式HPから作品掲載が消える、出品者のアドレスが怪しいなど「本物か偽物か」がtwitterで話題となっています

落札したpranksyも「リンクが彼のウェブサイトから削除されたので、それは非常に手の込んだデマであった可能性が...」ツイート

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話題が沸騰しているNFTの中で突如発生した出花ごとでした。

追記:その後、BBCの報道で偽物だったことが判明。

BBCにて偽物だったと報道されました
https://www.bbc.co.uk/news/technology-58399338.amp

▼チームはBBCに、「バンクシーはNFTアートワークを作成していません」と述べた
▼公式サイトに掲載されていたのは事実。どのようにハッキングされたかの質問には回答がない
▼購入者は「大丈夫、まぁいいストーリーだ」と語った

追記:ハッカーから購入者に100ETHが返還

ブロックチェーンの証明(トランザクション)を購入者が公開しました。
いったい、なにが目的だったのか謎を呼ぶ展開になっています。

▼書いた人
miin | NFT情報コレクター
https://twitter.com/NftPinuts
NFTの情報を集めてツイートしています。

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