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かみあわない原因は言葉の曖昧さにある

ホットプレートと鉄板。
どちらも使い方は一緒である。

それなのにホットプレートは家庭、鉄板のほうは料理店が思い出される。同じ焼くという用途がありながら、両者の使う場面は全く異なる。

私は知らず知らずのうちに使う言葉の色を感じて言葉をえらんでいる。ホットプレートというときは家族の団欒をイメージさせたいときだ。家族の団欒では鉄板はでてこない。

同じことでもちがう。ちがうことでも似ている。これが言葉の面白さでありむずかしさなのだ。

人に物事をつたえるシーンで、ついこの言葉をつかうべきでないとおもうことがある。まつりではなく、イベントと言ったほうが伝わるだろうというようにだ。

伝わらないなとおもうときは大体つかうべき言葉を間違えていたり、相手と自分とで言葉の定義が定まっていないときだ。

読んでくれてありがとう。
なんだか伝わらないのは言葉の曖昧さのせいだ。


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