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なにをしてもいいと言われたあと、共にいてくれた人たちのこと
”なにをしてもいいよ。だってあなたは、今生きているだけでいいのだから。”
そう言われたなら、あなたは今からどう生きるだろう。もちろん適当な友達とか同僚とかに言われたら「いやいや何を言っているんだ?」と思うだろうけれど、これが自分の両親からの言葉であったなら。
2泊3日の自己内省プロジェクト。40代のプレゼンターの男性がお金がなかった20代半ばに、ご自身のお母さんから言われたというこの言葉。もし私の両親も同じように思ってくれているならば、私はどうして生きようか。
仕事とプライベート、それぞれどれくらいの割合にしようか。欲にしたがって、夜は10時に寝てしまおうか、または朝まで飲み歩いて、明け方にベットへダイブしようか。一人でいる時間はどれぐらいで、友達や仲間と過ごす時間は、どれくらいにしようか。少し考えただけで少し心が躍る。
夜になると私たち参加者は共に眠り、朝に目覚め、大きいとは言えないくらいの窓の外をのぞきに集まっていた。特に約束はしていないけれど、日出の時刻の6;30で、これに合わせてみんな起きたのだ。
人と同じことをしていてはだめだと、どこかで強く思っていた。けれどもそうではないらしい。なにをしてもいい今を、同じ窓辺で過ごしてくれるみんなに安心して、幸せで、嬉しかった。
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