カレーのこと

いつからこんなにカレーを好きになったのか。

大学の時、当時の彼氏と他の友達と、「カレー部」と称してはカレーを食べに行っていた。
そのせいかもしれない。

好きな男の真似をする、推しの嫌いなやつだ。

尤も私は「好きなものが増えるならいーじゃんいーじゃん」のスタイルなので、この件に関して推しとは相容れない。それでいい。

前置きはともかく、カレー。
カレールーはあまり得意ではない。小麦粉でもたれてしまうのだ。
カレーはたくさん作るもの。カレーはついついおかわりしてしまうもの。
「一口だけ〜」と言いながら盛りすぎてしまうくらい、サラッとしたのがいい。

カレールーを使わない、という私の発言を聞いた人の口から出てくる言葉は、

「本格的〜」
「ガチじゃん」
「難しそう〜」

等々、興味はあるけど…なのか、引いているのか、判断に困るものであることが大半だ。

いずれにしても、入口はライトに。
オタクの鉄則だ。
という訳でまず最初におすすめするレシピはこれ。

なにしろまず「玉ねぎを飴色になるまで弱火でじっくり炒める」という人間生活（とオタク生活）が忙しい身には至極面倒な工程がないことに衝撃を受けた。

見てよこの色。少しくらい焦げてナンボ。つまり多少放置して他のことしてても大丈夫。神か。

生姜もニンニクもすりおろしが面倒な時はチューブで。
パクチーなければそれはそれで。あった方が美味しいけど。
トマトピューレわざわざ買いに行くのもアレなんで刻んだトマトかトマト缶で。
そんなんでも美味しくできちゃう。神か。神だよ。

これすらも面倒だと思う人は、美味しいカレー屋は地球上にたくさんあるから自作は諦めて外で食べるのもいい。

ただ、これさえ作ればその先に広がるのは、思っていたよりも遥かに広く豊かなカレーの世界。

さらに誤解を恐れず言ってしまえば、「スパイス使えばだいたいカレー☆」
スパイスの沼は深いのだ。

これを見た後のあなたの口の中はもうカレーになっているに違いない。ですよね？
明日の献立は、ぜひカレーに清き一票を。（投票してください）

では次回（というかいずれ）、「スリランカカレー！？なにそれ？？インドカレーより簡単なんだよぉ〜」でお会いしましょう。

みーこ🌎