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「節目」って墨で書いたの

「世界一美味い」よくある売り文句。こんな文句を付けずともその時私たちの中では間違いなく世界一美味かったこのお肉。京都のビストロ。たっまらん時間とたっまらん友達とたっまらん空間。全部が美味しい。目的を設定せずに気ままも気ままにドライブする父さん。その横で運転の練習をエアでする私。と後部座席の妹。ゆるく流れて揺れたくなるような音楽。SIRUPやらyonawoやらがエンドレスで身体ん中を巡る。いつも以上にインディーズの曲に耳が釣られる。それにやたらと外に出たくなる。起きるだけでるんッとしてまう。割とオールシーズン、エブリデイるんッやけど、格別のそれ。仰向けでカーテンをチラッとして窓から青が見えた時の嬉しさ。まだベッドを出ても無い、目が覚めただけで「気持ちいいなぁ」てフーンとなる。クサイクサイ。特別なことは何も無い、いつもと同じようで違う同じ毎日でも無性にるんッとする。まんまと春に感化されて、頭の中でツラツラと徒然に並んで1つに固まる文たちのクサさったら。日記も当分クサめ。やなこったよね。んでもって最高な気分。春だな、春。あの子やあの子や不特定多数の兎も角あの子たちのアイコンが虹色になってグルグルしてフィードに表示されるのが一つのエナジーチャージで。やる気はこれでもかと湧く。アイデアも双子の呪文みたいにジャラジャラガラガラと湧いてきて、湧きすぎてまとまらん。いいんやけどいいんやろか悪いような、で。無駄に擬音が多いのも、全部は、春のせい。ということにしてる。

桜は満開よりも葉桜が好き。チューリップは上から見るのが好き。春の日差しが大好き。とか言いながらなんだかんだでどの季節の日差しも好きで、秋が好き、冬が好き、春が好き、夏が好き、って、結局は四季が好き。気づいたら嫌いなものって無かったりする。不思議、不思議。部屋の模様替えをする。ちょいと変な配置にしてみたり。服やらを断捨離したり、木を増やしたり、おニューの花瓶を迎えたり。これからマストでしてかなあかんくなるマネー関係を計算してプランを立ててみたり。今年行きたい場所や取りたい資格をリストアップしたり。ゴッホ展を見に行ったり、バイトしたり、バイトしたり、バイトしたり。勉強したり勉強したり勉強したり。書いたり描いたり書いたり。今までより多くの話を聞いて、読んで、見てをしたいと強く感じた博物館や美術館や街での人間観察。そろそろ届くであろうアレのためのアレの実物を見るのが楽しみで楽しみでウキウキでウキウキで。でもそのアレはうまくいくやろうか、気に入ってくれる人はおるやろうかとも不安で。こういうのはいつもハーフ&ハーフかマイナスが多めに天秤に乗る。傾く。今更ながら寝る前に卒アルみたいなんを作り始めてみたり。とにかく何でも形にしたいんですわな。グエエと感じる人もおるかもしれん事を言わせて頂くと就活が楽しくて仕方がなかったりもする最近。なんか失敗してもぐわん、楽しいじゃんねぇ、人生ってば、って気持ち悪いほど無駄にポジティブ。空回りかもしれないけど。

昨日、改めて感じた事がある。大好きな人たちと毎日のように会って話して笑ってってしてたんが何よりも贅沢やったなぁと。忙しい中くれるLINEやメッセージ、インスタのアカウント、文、写真、たまに出てくる顔とか、なんかもうどっかで今日も生きるをしてるってわかるだけで顔が☺️になる。安心するし、めちゃくちゃ嬉しくなる。激オモフレンズかもしらん。最後に会ってから2週間経っただけで長期休みほど期間が空いてないのに、5年ぶりのような感覚。会えばグンと大人に見えて、恐らくトキメクの。恍惚とする何かがその人その人の背に色やオーラになってるのよ。んでそれを纏ってるの。素敵だ、素敵。ビシッとしたくて、節目って墨で書いたのよ、そしたら思ってたよりゾワッ、ビッ、グッときた。

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