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人口密度高めの中で食べるすき焼きの美味しさったら

なんだかなぁ、どう言えばいいのかわからんけど、採れたての蜂蜜に入っていくってこんな感じなのか?な気分。自分でも何を言うとるかさっぱりで自分でも意味が分からんけど感覚的には、誰かに問われて答えるとしたら頭ん中に出てくる文章はこんな感じなのよ。テクスチャーというか、入り込むスピードというか、私の周りや感情に纏わりつく密度というか、濃度というか、が。う~ん、言葉にできひん、言葉にするのが難しい感情をなんで人間は抱くのか、それで、それを無理やり言葉にしようとするのも不思議なもんで、人間の可愛いトコというか一種の小さい苦労屋というか。わざわざ言葉にしなくても、しようとしているところを見て微笑んで「わかったわかった」と言うてくれる人はたくさんいるのにどうしても伝えたいからと言葉にして伝えようとする。私はそれを今からするの。きっといつも通り長々と喋り言葉で頭に出てくるままに書くから読む人は疲れるだろうなと思う。でも想像しながら読んでね。ある意味対話よ、対話。想像上でのね。顔も知らないあなたと私が親しくなって私と話したらこうなるんだよっていうこと。大笑いまでも、笑いまでも行かんけどクスッ。はぁ、ともかく昨日がたまらんかった。ドイツ語でチーズはKäse。

そもそもこの予定が決まった日から柄でもなくワックワクウッキウキしてたから、当日なんて、いや、前日から心臓の楽しいざわつきが止まない止まない。決めてた予定はというと「すき焼きを作って食べる」っていうすごいシンプル加減。でもさ、ある程度想像できるやん?うっわ、なんだこれ、楽しすぎるじゃないのよって。すき焼きを食べるも素敵ポイントやけど、食べるまでと食べてる最中と食べ終わった後、つまりは約束されている全部の時間が、その時間内に起こるであろう全てのことがギュギュっと詰まってのこのシンプルさなわけです。ほら、何を言ってるかわからないでしょう。まだまだその時間の余韻が身体中に巡りに巡っているから。みんなと別れて10分しか経ってない駅のホームでカメラロール開いて口角がマスクの中で上がり始めた途端にドンと襲ってきたもん。それはそれは重かった。さあ、この重たく濃厚すぎる余韻を作ってくれた方達はというと、私を除いて8人。これがまた最高なわけ。一か月後にはこの方達とおディズニーなのですよ。3泊4日。おランドもおシーも行きます。お東京の街にも。クリスマスシーズン中のディズニーなんて小さい頃からの憧れでCMを見るだけでハッとするのにきっと入場しただけで目が潤う。きっと全日、終日ドライアイ知らずだと思う。15時過ぎにその代金支払いのために学校に集まって、「さ、家行こ」を2回先送りして、綺麗やからって夕陽見て、バスに乗って他愛もない会話をしながらもうすぐ沈む濃い色した陽を見ながら帰る。多分、後にも先にもあんなに楽しい学校帰りのバスは無い。スーパーで買い出しをするときも、家に到着して作る時も、食べる時も、その後も、subtitleが延々と流れるその間と間も、全部が。玄関に並んだ9人分の靴を見てなんか可愛いと言う愛しすぎるあの子も、スクラブに驚いてお麩に愛あるやつも、坂口健太郎について話せて励まし合ったあの人も、下ごしらえの最中もずっと横に居て話してくれる暖かいあの子も、小さいとこまで見てて優しさで包んで話を聞いてくれた人想いなあの子も、活気ある喋りとこれ以上ないってくらいの笑顔で場にエネルギーを与えるあの子も、ただ居てくれるだけで陽を差してくれるたまらんあの子も、こんな人たちを集めてくれてこんなたまらん時間を作るきっかけをくれたあの子も。今までで一番美味しかったのよ、すき焼き。

そんな次の日の今朝も相変わらず5時に目が覚めた。でも楽しさが残ってて無意識に頭の中に昨日のことが流れるからニヤついて起きたわけで。今でさえも流れてるわけで。きっと明日もよ。ああだこうだと書いてきたけども、好きで好きでたまらん、ということです。ユーカリポポラス育てるの難しいや。


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