見出し画像

念願の初ハイブランドバッグを買いました

16:38 2021/xx/xx

ブランドバッグを買った話。

これは人生で初めてハイブランド※1のバッグを買ってハイな人の話です。(「ハイブランド」「バッグ」というだけで未だにそわそわする。)

お相手はCELINE(セリーヌ)さんち※2のセーズ(16)さんです。

画像1

 【スクリーンショットは公式サイトより】

もはや例えられていませんが、ぶっちゃけ…100万円の半分でした。

そもそも人生で2ケタ万円の一括入金をするのが自動車教習所以来です。(後日カードの振込のため現金を揃えましたが、その学校の教科書みたいな分厚さと重さにドン引きした。封筒を手でもつ時間が過ぎるたび、1秒ごとに「お前無駄遣いしたな~~~」という悪魔の声がどんどんデカくなるので、意識を遠くに飛ばして振り込んだ。速攻残高ゼロになった。)

使い勝手とか他の方のタメになる(かもしれない)お話は別途投稿するとして、まずは買った日に勢いで書いたメモを元に、自分の人生における一大事件を記録させてください。※3

 ※ ちなみにこのたったひとつのバッグだけで心の独り言と心の落書きがどんどん増えており、それらの処分に困っているため今後もしつこく同じネタを色んな角度から投稿していきます。おめでたいやつだな。


◆購入に至った経緯

 購入に至った経緯は以下の通り。

・奨学金を返し終わる目途がたった
・旅行にもイベントにも行けておらず何等かでお金を使いたかった
・「一生もの」に憧れる

 …とか何とか書いたけど、その瞬間においては「なんとなく」です。お店のお姉さんからも「今回はどういった節目で購入を検討されていますか?」とヒアリング頂いたのですが、まじでない。このバッグを購入する際に困ったのが、この質問です。苦笑※4


◆なぜCELINEか?

「綺麗なお姉さんのもつブランド」

(私は綺麗なお姉さんになりたい)

以上。




うっっっす!!!

お恥ずかしながらファッションに疎すぎて「創業家の志に共鳴して」や「デザイナーをずっと応援していて」という理由はない。。ペラペラですね…。

購入してから、後付けで各ブランドの歴史、CELINEの歴史、デザイナーの話などを調べる始末。(知識高分子ポリマー型オタクなので)

ひとつ、思い返せば眠っている憧れがありました。

社会人になりたての頃、アウトレットのCELINEで見かけたお財布に昂り、勢いでショーケースから出して手に持たせてもらったものの、あまりの額に断り方もわからず、黙って逃げるようにお店を出てしまった あの頃へのリベンジでもありました。

◆なぜセーズか?

会社帰り、謎の行動力が芽生え閉店10分前に店舗に足を踏み入れました。今まで店の前に立ち止まる⇒お店の方に声をかけられた瞬間逃げるという挙動不審極まりない客(ですらない)だったのに…

当初は美しきカーフレザーのクラシックボックスが候補で、その他バッグ数点を見せていただき、最後にお店の方に提案されたのがセーズでした。

そう、セーズ、実は全くのノーマークでした。

ただ他の候補の時より「好き!!!!!!!!!!」という反応が強く出てしまったのが全てです。ぶっちゃけ予算は超えまくっていたため※5、冷静になるためその場では購入せず、保留し帰宅。

しかし、寝ても覚めてもセーズのことを考えてしまう。※6

思い焦がれると検索魔になる私ですが、あまり思ったように情報が出てこずやきもき。(なおInstagramにおいて他の情報が紛れず、最も情報に辿り着けたハッシュタグは #celine16 でした。)焦らされると燃えるタイプなのか、その情報のなさが更に火をつける。

…そんなこんなで早1週間弱、また店舗に足を踏み入れてしまいました。もちろん他の候補も素敵でしたが、持った姿を鏡で見たときに「なりたい姿」を見せてくれたのがこのバッグでした。

バッグ自身の魅力をお伝えすると、何となくふっくらしてて肉感的で美味しそうなんですよね。頬張りたくなる。。食べてみたいバッグは人生で初めてでした。落ち着いた形ですが、仄かにセクシー。。

◆購入後

・せっせとおうち(クローゼット)を綺麗にして、心の中で「セーズてゃ・・・」※7と呼んでいる
・仕事から帰ると匂いを嗅ぎ、抱きしめている
・使ってもいないのに布で毛づくろいをしている
・温度湿度を気にするようになった

ペットこうたんか?

ここで気づいたのは、「何かに気を付けて(気遣って)生活する」ということは精神衛生上よい!どうしても自分自身のこと含め適当に過ごしてしまいがちな私に、何か軸ができたような気がします。

まとまりなく書きましたが、以上、めちゃくちゃ幸せです。というお話でした。


◆おまけ(世間の声など)

バッグ購入を決めるにあたって、世間の声(という名の私自身がもつ偏見・固定観念)に苦しみました。最後は結局持ちたいものを持って何が悪い!!!!と開き直りました。以下、自分の中の偏見との戦い。

・人間性の中身、バッグの中身が見合わないとみっともない

…人間性の中身。これはごもっとも。。。
ただし逆に考えるとバッグを整えることで「それに恥じない自分」でいるよう意識が強まりましたし、ズボラな性格ですがバッグの中身に気を遣うようになりました。

バッグの小物を全て高価なものに揃える。ということではなく、ほつれてきたハンカチを処分するとか、角が破れかけたポーチをやめるとか、そういったメンテナンスに意識が向けば、と考えています。

・婚活に不向き。異性受けが悪い

…ご、ごめんなさい!!てか、バッグに関係なくそもそも婚活に不向きなんですよ自分…

・こんな高いカバンなんて!!もったいない!!

「自身の資産に見合わない」という意味であれば、ちゃんと、生活に支障が出ないよう貯金から捻出しているので許してください……

「バッグにこんな高額な金額は不相応」という意味であれば、実際作っている現場を見ているわけではないけど、モノづくりの費用って実はこれくらいかかるんだろうな。と考えるようになりました。(10人日くらいと思えば・・・)


◆最後に

長く付き合うパートナーとして、一緒に成長していきたいと考えています。

やっぱり自分には早かったかな?と思う瞬間もありますが、そんな時は他ブログかTwitterかどこかで見つけた「買ってから10年くらい眠らせていたが年を取って嫌味なく使えるようになった」という言葉に励まされています。

‥‥億が一「失敗」の結果に終わることがあっても、「失敗の体験談」がまたできるからいいかな…ネタになるし…

正直家族や親せき、友達に見せられるのは、まだ早いと考えているので、まずは観劇の際に。おひとりなもので。



====

※1ハイブランド…ハイブランドの定義も諸説あり、「CELINEはハイブランドではない」という説もあるそうだが、ここでは数十万円のバッグを販売するブランド=ハイブランドとした。(ざっくり)

※2CELINEさんち…創業は「セリーヌさん」ですが、現在のチーフデザイナーはエディ・スリマン氏であり、セーズをデザインしたのも彼とのことです。ゴロ重視で誤解を招く表現をしていますので補足します。

※3一大事件…(実はこの一大事件を記録するためにnoteを始めました。)(3投稿目にしてもうクライマックスです。)

※4困った質問…難しく考えなくとも、お店の方がお客さんの購入確度やニーズを掴み、よりよい提案に繋げるための質問のはず。購入する側は気楽に答えればいい(きっと)。ただ私にとってこれは「学生時代に力を入れたことは?」並みに回答が難しい質問であった。

※5予算…このハイブランドブームが起き勉強し始めた当初、FENDIのピーカーブーを吟味している同世代カップルを見て妬んでいたぐらい。

※6寝ても覚めても…憑りつかれています。年度末で現実逃避したかった説もあり。

※7てゃ…「ちゃん」のこと。私は「明日、私は誰かのカノジョ」という漫画で初めて知った。「ちゃん」より舌ったらず感、デロデロ感が感じられるためこう変換している。


#ハイブランド

#思い出の買い物

#セリーヌ

#自分のこだわり

#CELINE

#バッグ

#幸せ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?